ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 企画政策部 > 秘書広報課 > 広報塩尻令和4年12月号テキスト版 10ページ

本文

広報塩尻令和4年12月号テキスト版 10ページ

ページID:0027513 更新日:2022年12月1日更新 印刷ページ表示

広報塩尻2022年12月号テキスト版10ページがご覧になれます。

全国学力・学習状況調査

ー調査の概要と結果報告ー
問い合わせ 教育総務課学校支援係 直通電話0263-52-0830
 市教育委員会では、令和4年4月19日に行われた「全国学力・学習状況調査」について、調査の趣旨を踏まえた結果を分析し、考察を行いました。その概要をお伝えします。
「イラスト」中学生 小学生
国語、算数(数学)、理科の全教科で全国と県の平均正答率を上回りました

調査の概要

 「全国学力・学習状況調査」は平成19年度から、全国の小学6年生と中学3年生を対象に実施されています。この調査は、現在の児童生徒の学力・学習状況を把握・分析するとともに、教育施策の成果と課題を検証してその改善を図り、学校における教育指導の充実および学習状況の改善などに役立てることを目的としています。

調査事項および手法

■教科に関する調査

 ○小学校調査 国語、算数、理科
 ○中学校調査 国語、数学、理科

■生活習慣や学習環境に関する調査

 ○家庭での生活や学習意欲、学習方法などに関する質問紙調査

市内の調査対象者

 次の対象者に調査を行いました。

■小学校第6学年(楢川小中学校前期課程を含む)

 ○学校数 9校
 ○実施率 100%
 ○実施人数 450人

■中学校第3学年(両小野中学校および楢川小中学校後期課程を含む)

 ○学校数 6校
 ○実施率 100%
 ○実施人数 558人

調査の結果と今後の対応

教科に関する調査

■調査の結果

 小・中学校ともに、国語、算数(数学)、理科の全教科で全国と県の平均正答率を上回りました。

■今後の対応
○小学校
  • 国語 授業に対話的な学習場面や生活に即した場面を取り入れていきます。
  • 算数 「知識・技能」「思考・判断・表現」の力をバランスよくつけていきます。
  • 理科 実験で得た結果を分析・解釈し、その知識を日々の学習や生活に生かします。
○中学校
  • 国語 自分の考えを伝える工夫を大切にして、日々の授業で着実に「知識・理解」の力をさらに伸ばしていきます。
  • 数学 言葉や数式で相手に考えを伝える力を高めていきます。
  • 理科 自分の考えを言葉や文章にして相手に伝えながら協働で探究していく学習をしていきます。

生活習慣や学習環境に関する調査

■調査結果(抜粋)

 「自分にはよいところがありますか」という質問に対し、多くの児童生徒が自己肯定感を高めながら、前向きに生活していることが分かります。しかし、中学生になると全国平均や小学生に比べ、低い結果となりました。

市内小中学校と全国平均のグラフ
  • 市内小学生 当てはまる41.9% どちらかといえば当てはまる42.8% どちらかといえば当てはまらない11.0% 当てはまらない4.2% 無回答0.1%
  • 全国平均 当てはまる39.4%% どちらかといえば当てはまる39.9% どちらかといえば当てはまらない13.5% 当てはまらない7.2%
  • 市内中学生 当てはまる32.2% どちらかといえば当てはまる42.9% どちらかといえば当てはまらない17.2% 当てはまらない7.6% 無回答0.1%
  • 全国平均 当てはまる36.0% どちらかといえば当てはまる42.5% どちらかといえば当てはまらない14.9% 当てはまらない6.6%

今後の対応

 児童生徒の一人ひとりの育ちに丁寧に向き合い良さを認め、伝えることを学校、家庭、地域で大切にしていきます。
※全国学力・学習状況調査の詳細な情報は、市ホームページ(URL https://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/39/2803.html)でも公表していますのでご覧ください。
「QRコード」