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広報しおじり令和4年7月号テキスト版 8ページから9ページ

ページID:0023793 更新日:2022年7月1日更新 印刷ページ表示

広報塩尻2022年7月号テキスト版8ページから9ページがご覧になれます。

まちの未来を考える 第六次総合計画の構想が始まります

令和6から14年度の本市の方向性を示す第六次総合計画の構想がスタートしました。今回は、第五次総合計画の成果と課題、第六次総合計画の策定方針をご紹介します。「イラスト」「写真」
問い合わせ 企画課企画係 電話0263-52-0280 内線1351

まちづくりの目標・方向性となる「総合計画」

総合計画とは、中・長期的なまちづくりの目標や方向性を示した、市政運営の最も基盤となる計画です。
今後の10年程度で、市民とともに目指す目標「都市像」や、その実現に向けて「重点的に取り組むべき分野」とその方向性が定められ、財政運営や事業の計画・執行につながっていきます。

まちの自己像「田園都市」

本市は、美しい自然と伝統ある文化に恵まれた「田園都市」を掲げ、昭和56年には市民憲章にも定めています。平成27年にスタートし、現在推進している第五次総合計画においても、目指す都市像として「確かな暮らし 未来につなぐ田園都市」を掲げています。市の強みである「暮らしやすさ」「豊かな自然と農村風土」「知識と情報の高度な活用」「大都市・近隣都市との交通利便性」を生かして、将来にわたって選ばれるまち(田園都市)を目指してきています。

現在の塩尻市の状況

現在本市では、都市像を実現し、そして30年後も選ばれる地域をつくるため、3つの基本戦略「子育て世代に選ばれる地域の創造」「住みよい持続可能な地域の創造」「シニアが生き生きと活躍できる地域の創造」を定めて市政を展開しています。
日本全体として、高齢化や少子化が進行する中、本市では地域の持続性に大きく影響する総人口は令和2年は平成27年に比べてわずかに増加するなど、国立社会保障・人口問題研究所による推計を上回り、人口規模を維持しています。(図1参照)
また、住民一人当たりの個人給与所得は、長野県の平均や県内他市と比べて高い水準であり、市全体としては確かな暮らしが営まれる大きな土台となっています。(図2参照)

図1 本市の実人口、将来展望人口「折れ線グラフ」

実人口(H12からR2年)

R2年
総人口 67,241人 ※R2年総人口は、老齢人口・生産年齢人口・年少人口のほかに、年齢不詳分が含まれます。
老齢人口(65歳以上)19,155人
生産年齢人口(15から64歳)39,154人
年少人口(0から14歳)8,360人

将来展望人口

R32年
推計人口 56,569人
老齢人口(65歳以上)20,646人
生産年齢人口(15から64歳)27,998人
年少人口(0から14歳)7,925人

図2 県内19市の住民一人当たりの個人給与所得(平成25年の上位5市+県平均)「棒グラフ」

岡谷市 245万円
塩尻市 244万円
松本市 217万円
安曇野市 214万円
長野市 212万円
県平均 207万円

「住むには満足」という市民が多い一方、課題も

本市が毎年実施している市民意識調査においても、「暮らしやすいまちである」という評価を多くいただいています。特に、「子育てしやすいまちであると思う市民の割合」や、「塩尻市での暮らしに満足している市民の割合」は上昇傾向にあります。(図3参照)
順調にまちが運営されている一方、課題もあります。市民意識調査では、「塩尻市を他地域に誇れると感じる市民の割合」は、半分ほどにとどまっています(図3参照)。このほかにも、今後進行する少子化への懸念や、若い世代にとって働く場や魅力がより必要であるという意見、高齢化で地域コミュニティや福祉の維持が不安であるといった意見もあります。

図3 平成27年から令和3年市民意識調査の推移「折れ線グラフ」

「塩尻市での暮らしに満足している市民の割合」「『子育てしやすいまち』であると思う市民の割合」は、第五次総合計画がスタートした平成27年と比較すると、着実に上昇しています。一方で、「塩尻市を他地域に誇れると感じる市民の割合」は50%程度にとどまっており、今後に向けたさまざまな課題も出ています。
こうしたまちの現状や、市政運営に携わる市職員が感じている課題を、「『10年後の塩尻市』のあり方を考えるための資料集」として市ホームページに掲載しています。「QRコード」

塩尻市での暮らしに満足している市民の割合

H27年 65.7% 
H28年 59.1% 
H29年 65.6% 
H30年 66.6% 
R1年 67.3% 
R2年 68.3% 
R3年 73.2%

「子育てしやすいまち」であると思う市民の割合

H27年 58.1%
H28年 56.5%
H29年 56.6%
H30年 55.0%
R1年 53.8%
R2年 61.4%
R3年 61.7%

塩尻市を他地域に誇れると感じる市民の割合

H27年 47.3%
H28年 43.6%
H29年 42.6%
H30年 43.7%
R1年 46.3%
R2年 47.7%
R3年 51.8%

第六次総合計画策定に向けて検討を開始

本市では、大きな社会変化を見据えながら持続可能な塩尻市を実現するため、未来への投資を示すことなどを含む策定方針の下、今年度から第六次総合計画の策定がスタートしました。
第六次総合計画は、総合計画審議会における議論に加え、市民アンケートや、タウンミーティングなどにより、地域の多様な関係者の意見を反映しながら、令和4・5年度の2年間で計画の策定が進んでいきます。
今後、さまざまな意見交換の場をつくっていきますので、ぜひ参加いただき、市民の皆さんの生の声をお聞かせください。

第六次総合計画の策定方針

取り巻く環境・社会構造は大きく変化し、今後それらは一層大きく、速く厳しくなっていきます。そのような中で、本市では、限られた地域の経営資源などを有効活用して、持続可能であり、本市に関わる多様な関係者が誇りと愛着を持つ塩尻市をつくっていく必要があります。

策定にあたっての視点・考え方
未来への投資を示す計画に

市の目指す姿や課題を示し、行政の経営資源などを「何に」優先的に投入して「いかに」取り組むかを明確にした“未来への投資を示す”計画にします。
計画期間を通して継続的に取り組む長期的投資か、数年間のうちに成果につなげる中期的投資かを明確化し、「ありたい姿」と現状との差(ギャップ)を課題という形で示します。

全体で9年間として3年ごとに見直す計画に

第五次総合計画を継承し、社会変化のスピードに対応できる計画にします。
第六次総合計画についての詳細は、市ホームページ(URL https://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/7/21891.html)でも順次更新しています。「QRコード」

第六次総合計画タウンミーティング(市民説明会)

■期日 7月23日土曜日・31日日曜日
■時間 午後7時から8時
■場所 ○23日土曜日 えんぱーく3階多目的ホール ○31日日曜日 えんてらす1階101会議室 ※両日とも内容は同じです。
■内容 ○総合計画について ○第六次総合計画策定に向けた市民アンケートの結果概要の報告
※同時手話通訳もあります。「イラスト」

会場からZoomで同時配信!

■ミーティングID 898 7153 8787
■パスコード 726691
URL https://us02web.zoom.us/j/89871538787?pwd=aTB1MVM5SEFoSjk2RVByTVF6MlUzQT09「QRコード」