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政権交代と新春

ページID:0002310 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

昨年末の総選挙により、久々に新たな一年間に期待を持って迎えられた新春であったと思われるのは、私ばかりではないでしょう。その意味では「年越し選挙でなくて良かったな」と思います。この数年間は、厳しい一年が目の前にあるのが現実でした。この、国民の、そして市民の期待が少しでも現実になってほしいと心より願いながら、本年も最重要課題である「教育再生」と「農業再生」に真剣に取り組んでまいります。一年間宜しくお願い致します。
「政治の使命は子どもたちの明るい未来をつくること」と強く信ずる私は、「教育再生」「農業再生」の双方は必ず一緒に進めることができると考えます。特に私たちの塩尻市のように、田園都市を標榜する地方の都市においては、
子どもたちはこれからの自分の人生に必要な多くのことを農業から学び、自らの生きる力を身に付けるべきと考えています。その代表例が「食育」です。四月から始める「学校給食の公会計化」も教育再生の一環です。「グレータス君」も子どもたちの健やかな育ちを応援しています。
 「木育」という言葉も最近多く聞かれるようになりました。商工会議所 山田正治 会頭から教わりました。「木の一生は人間のライフサイクルに良く似ている」と。確かに、植えて10年間位は人間の手入れが無いとつる類に負けてしまいます。それから自力で成長し、樹種によっては30歳で一人前。50歳でほぼ適性伐期。しかし市場の低迷により80歳まで延長されている。これがいまの日本の林業です。私も80年木の赤松林を5年前に皆抜し、広葉樹林に転換中ですが、毎年下草刈を森林組合に委託しています。
この林業のステージで、エネルギー政策と連携した一大プロジェクトが始まります。県、民間、大学、森林組合 等と協働で進める「信州F・POWERプロジェクト」。大きな挑戦です。決して平坦な道ではありませんが、塩尻から大きく世界に発信できるこの機会を大切にし、全市民の英知を結集して、果敢に挑戦してまいりたいと考えます。どうか宜しくご協力をお願い致します。
本年が皆様方に幸多い年でありますことを心より願いつつ、新春のご挨拶と致します。