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広報しおじり令和4年6月号テキスト版 2ページから5ページ

ページID:0022910 更新日:2022年5月31日更新 印刷ページ表示

広報塩尻2022年6月号テキスト版2ページから5ページがご覧になれます。

特集 50年の軌跡 姉妹都市提携50周年

本市が米国のミシャワカ市と姉妹都市提携を行ってから、今年の6月5日で50周年を迎えます。これまでの歴史や、市長のミシャワカ市訪問についてお伝えします
問い合わせ 秘書広報課秘書係 電話0263-52-0280 内線1341
「写真」(写真左側から)ジェフ・レイ前市長、小口市長、ジェイコブ・クロフォードさん、デイブ・ウッド現市長

塩尻×ミシャワカ

ともに歩んだ50年
1972/06/05
塩尻市から花村市長ら10人がミシャワカ市を訪れ、姉妹都市提携調印。
「写真」姉妹都市提携調印式の様子
1976/05/08
塩尻市はアメリカ建国200年を記念し、サクラの苗木を寄贈。ミシャワカ市のメリーフィールド公園の一画に塩尻の木立として植樹。
昭和58年1月
ミシャワカ市誕生150年を記念し、ミシャワカ市を親善訪問。塩尻市にはハナミズキが寄贈され、市役所に植樹。
1984/09/28
塩尻市制施行25周年記念式典にミシャワカ市から公式使節団が来塩。ドナルド・クロフォードさんなどに特別名誉市民章を贈呈。
昭和60年
ミシャワカ市への青少年派遣事業開始。(平成30年までに28回、99人が派遣)
「写真」交流をする両市の青少年
昭和62年6月14日姉妹都市提携15周年記念親善訪問団が来塩。市役所前通りを「ミシャワカ通り」と命名。
「写真」記念パレードの様子
1987/08/23
ミシャワカ市に「塩尻庭」が完成。塩尻市から小野市長ら22人がミシャワカ市を訪問。
「写真」塩尻庭完成当時の様子
1992/07/30
姉妹都市提携20周年記念 親善訪問団がミシャワカ市へ。
1997/07/18
姉妹都市提携25周年記念 親善訪問団がミシャワカ市へ。
2002/06/22
姉妹都市提携30周年記念 親善訪問団が来塩。
2007/06/23
姉妹都市提携35周年記念 親善訪問団がミシャワカ市へ。
2012/06/27
姉妹都市提携40周年記念 親善訪問団が来塩。
「写真」レセプションの様子
2022/04/25
姉妹都市提携50周年記念 小口市長 ミシャワカ市訪問。
2022/06/02
親善訪問団が来塩。

ミシャワカ市と塩尻市の絆

 本市とミシャワカ市が姉妹都市提携をして、今年で50年を迎えます。提携のきっかけは、昭和39年6月にアメリカを訪れた高砂弘男さんが、ヘレン・エイモスさんという女性教師と出会ったことです。その時、高砂さんが持ってくるしていた塩尻西小学校児童の作品を、ヘレンさんが勤めていたバッテル小学校へ贈ったことが、両市がつながる足掛かりとなりました。
 その後、市内で姉妹都市交流の機運が高まり、昭和47年6月に姉妹都市提携をしました。

さらなる友好親善を目指して

 提携後は、両市とも公式・私的の訪問団が行き来し、市民交流が行われています。
 また、両市では青少年の交流が盛んに行われ、本市では昭和60年から青少年派遣事業がスタート。青少年の国際交流を目的とし、ホームステイをしながらそれぞれの文化に触れています。近年はコロナ禍の影響で中止となっていましたが、今年は本市からの青少年派遣を再開する予定です。(詳細は下記参照)
 これまでの交流によって培われてきた絆をさらに大切にするとともに、今後のさらなる友好親善の発展を進めていきます。
 次のページからは、現地時間の4月25日から28日に小口市長がミシャワカ市を訪問した様子を、写真とともにお伝えします。

若者たちの力で交流の継続を

都市交流協会理事 矢ヶ崎 啓一郎さん「写真」

 私は、これまでミシャワカ市の訪問団を自宅に受け入れたり、逆にクロフォード家などを訪問したりして交流を深めてきました。提携当時の市内は、外国と関わるきっかけができたと盛り上がっていましたね。
 これからも交流を深めるためには、若者たちの力が必要です。外国への抵抗がある人も居るかと思いますが、まずは塩尻市とつながりがあるミシャワカ市との交流から始めてみませんか。この先、提携100周年を迎えられるよう、若者たちによって姉妹都市交流が継続されることを願っています。
「写真」矢ヶ崎さん宅を訪れる訪問団

姉妹都市ミシャワカ市派遣青少年を募集

問い合わせ 社会教育スポーツ課共生推進係 直通電話0263-52-0894 
■対象 市内に在住する高校生、大学生、短期大学生、専門学校生で日常的な英会話ができ、帰国後に市の国際交流事業などに協力できる人(就学で市外在住の場合は保護者が市内在住でも可)
■派遣予定期間 10月28日金曜日から11月4日金曜日 ※市職員が随行します。
■参加費 35万円程度
※派遣前に個人でお支払いいただき、事業終了後に費用の半額を補助します。(上限15万円)
■申込締め切り日 6月20日月曜日
※申し込み方法などの詳細は、市ホームページをご覧ください。「QRコード」

ミシャワカ市訪問記録(2022年4.25から4.28)

 姉妹都市提携50周年を記念して、小口市長がミシャワカ市を訪問しました。
 初日には、塩尻市の特設コーナーがあるミシャワカ=ペン=ハリス公共図書館などを視察。午後には、長年交流に尽力し昨年89歳で亡くなった、塩尻市特別名誉市民のドナルド・クロフォードさんのお墓参りをしました。
 2日目には、姉妹都市50周年を記念した植樹式とレセプションに出席。記念植樹では、デイブ・ウッド市長とドナルドさんの孫であり姉妹都市交流を進めるジェイコブ・クロフォードさんとともにサトウカエデを植えました。
 レセプションでは、ウッド市長や市評議員など姉妹都市関係者約30人と交流し、小口市長は「これからもより良い関係をともに作っていきたい」とあいさつしました。また、ウッド市長は「青少年の交流を再開させ、絆を深めたい」と述べ、これからも人と人のつながりを大切にした交流を望んでいました。
 今後も両市の友好と発展を願い、今回の訪問を終えました。
※小口市長の訪問レポートは、19ページの「市長が投げる球」に掲載しています。
「写真」1、2 ミシャワカ=ペン=ハリス公共図書館の一画には、塩尻ルームがあり、姉妹都市提携までの軌跡がパネル展示されています。
「写真」3 故ドナルド・クロフォードさん。(写真右下)
「写真」4 ドナルドさんが好きだったサトウカエデを植樹する様子。
「写真」5 塩尻庭の管理人であるジェイコブさんから塩尻庭の説明を受けている様子。
「写真」6 ウッド市長へ友好の証に、木曽漆器で作られたネームプレートを贈りました。
「写真」7 ミシャワカ市を流れるセント・ジョゼフ川。
「写真」8 レセプション終了後に、参加した皆さんと記念撮影。
「写真」9 ミシャワカ市評議員と話す様子。

This is 塩尻庭「写真」

 「塩尻庭」は、ディズニーワールドの日本造園技術者である金岡正治氏の設計で、20種を超える樹木や200個もの大玉石、そして東屋まで備えたインディアナ州では最初に建設された日本庭園です。
 建設のきっかけは、米国の建国200年を記念し、塩尻市からミシャワカ市へ桜の木を贈ったことです。この木は、メリーフィールド公園の一画に植えられ「塩尻の木立」と命名されました。
 その後、「塩尻の木立」に日本庭園を造るための起工式が行われ本市でも寄付金を募り、石灯籠や「塩尻庭」の築造に貢献しました。
 現在は、塩尻市で造園の勉強をした経験のあるジェイコブさんが管理し、一般公開もされています。

Dear Shiojiri Citizen 2022.4.27

 こんにちは、ミシャワカ市長のデイブ・ウッドです。ミシャワカ市民を代表して、塩尻市の皆さんにあいさつを送ります。
 ご存知のように、この姉妹都市関係が始まって今年で50年になります。私たちは姉妹都市関係を大切にしたことで両市の関係は成長しました。それはミシャワカ市民と塩尻市民の相互交流と、この関係を繁栄させた偉大な先人のおかげです。私たちはこれを誇りに思い、大切にしています。
 ミシャワカの市民を代表して、すべての塩尻市民の幸運をお祈りするとともに、この交流が未来に渡り両市の発展につながることを約束します。
Mayor Dave Wood
「写真」