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広報しおじり令和3年4月号テキスト版 2ページから3ページ

ページID:0002144 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

広報しおじり2021年4月号テキスト版2ページから3ページがご覧になれます。

特集 確かな暮らしを未来につなぐ

第五次塩尻市総合計画第3期中期戦略がスタート「イラスト」
 第五次塩尻市総合計画は、平成27年度から令和5年度までの本市のまちづくりの指針となる9カ年計画です。本年度から、最終の3カ年を具体化する第3期中期戦略がスタートします。
問い合わせ 企画課企画係 電話0263-52-0280 内線1351

第五次塩尻市総合計画とは

 総合計画は、中・長期的なまちづくりの目標や方向性を示し、政策体系をまとめた行政運営の最高指針です。
 平成27年度を始期とする第五次総合計画は、目指す都市像「確かな暮らし 未来につなぐ田園都市」とそれを実現する基本戦略、令和5年度の目標人口6万5000人以上を掲げた長期戦略を基調とします。

選ばれる地域であり続けるために総仕上げの第3期中期戦略

 第3期中期戦略では、第五次総合計画の総仕上げとして、長期戦略で定めた都市像や、目標人口である6万5000人以上を実現するため、第2期中期戦略の評価や市を取り巻く環境などの変化を踏まえて、施策体系を再構築しました。基本戦略(下記参照)に掲げる重点分野に注力するとともに、長期戦略に掲げた都市像を実現し、暮らしやすさに磨きをかけ、選ばれる地域を目指します。
 第3期中期戦略の推進に当たっては、コロナ禍において安全安心な市民生活の確保、危機管理体制の強化を図っていきます。また、大きな影響を受けた地域経済や市民生活の回復をはじめ、デジタル化や新たな日常に対応した新規事業モデルの創出など、社会構造の変革に的確な対策を講じていきます。

第3期中期戦略の全体像

  • 基本戦略別に主に取り組む点について紹介します。

基本戦略A 子育て世代に選ばれる地域の創造

  • 保育所へのタブレット端末導入などのICT導入により、保育の質の向上を図ります。
  • 時代の変化に対応した学力向上のため、小・中学校でオンライン学習支援コンテンツなどの活用による家庭学習の推進や、児童生徒1人1台のタブレット端末を活用した情報活用能力の育成を行います。
  • 個々の事情を持つ家庭への支援として、ひとり親家庭などへのワンストップ支援体制の構築や、子どもの居場所づくりへの支援に注力します。
    プロジェクト1 子どもを産み育てる環境の整備
     施策1-1 出産・子育てサポート体制の充実
     施策1-2 安心して子どもを預けられる環境の充実
     施策1-3 子育て家庭へのきめ細かな支援
    プロジェクト2 教育再生による確かな成長の支援
     施策2-1 特色ある教育による知・徳・体の向上
     施策2-2 きめ細かな支援による平等な学習機会の提供
主な成果の指標

塩尻市は「子育てしやすいまち」であると思う市民の割合
現状値(基準年度) 61.4%(令和2年度)
目標値(令和5年度) 70.0%
合計特殊出生率
現状値(基準年度) 1.50(令和元年度)
目標値(令和5年度) 1.81
生産年齢人口の増加数(国推計からの増加数)
現状値(基準年度) -
目標値(令和5年度) 642人

基本戦略B 住みよい持続可能な地域の創造

  • 本市の基幹産業である製造業を中心に、専門人材による経営支援や、IOT・ロボットの活用支援を行います。
  • 4月に開館した塩尻市総合体育館「YOUMEX ARENA」を拠点に、トップアスリートとの交流事業を開催するなど、スポーツに親しむ機会を提供し、地域の活性化やにぎわいの創出につなげていきます。
  • 都市公園などの機能向上として芝生サッカー場や自由広場など、小坂田公園の再整備を行います。
    プロジェクト3 産業振興と就業環境の創出
     施策3-1 製造業・ICT関連産業等の振興 施策3-2 地場産業の振興
     施策3-3 農業の再生 施策3-4 多様な働き方の創出
    プロジェクト4 地域資源を生かした交流の推進
     施策4-1 観光の振興 施策4-2 文化・スポーツを通じたにぎわいの創出
    プロジェクト5 域内循環システムの形成
     施策5-1 地産地消型地域社会への転換
     施策5-2 森林資源の多様な活用の促進
    プロジェクト6 危機管理の強化と社会基盤の最適活用
     施策6-1 危機管理・防災対策の推進 施策6-2 都市インフラの最適化
     施策6-3 コンパクトシティの推進(持続可能なまちづくり)
主な成果の指標

市政に対する総合満足度 
現状値(基準年度) 68.3%(令和2年度)
目標値(令和5年度) 74.0%
仕事や役割に対して「やりがい」「生きがい」を感じる市民の割合
現状値(基準年度) 82.3%(令和2年度)
目標値(令和5年度) 82.3%

基本戦略C シニアが生き生きと活躍できる地域の創造

  • 高齢化が進む中、深刻な問題となっている介護人材の育成や確保に対する補助制度の創設などにより、地域包括ケアシステムの構築を進めていきます。
  • 健康応援ポイントの実施による自発的な健康診断受診と運動の推進を行います。
    プロジェクト7 生涯現役で社会貢献できる仕組みの構築
     施策7-1 社会や地域で活躍できる場の創出
     施策7-2 生涯を通じた学びと知識や経験の継承
    プロジェクト8 健康寿命の延伸と住み慣れた地域での生活継続
     施策8-1 健康増進の推進
     施策8-2 地域包括ケアシステムの構築
主な成果の指標

互いにささえあい、助け合う人間関係が地域に築かれていると感じる市民(高齢者)の割合
現状値(基準年度) 43.3%(令和2年度)
目標値(令和5年度) 52.1%
健康寿命
現状値(基準年度) ○男 82.0歳(29年度) ○女 85.9歳(29年度)
目標値(令和5年度) 延伸

基本戦略を包括し機能的に推進するプロジェクト

  • 行政手続きのオンライン化や、キャッシュレスサービスなどデジタル技術の活用により新たな行政サービスの創出を図ります。
  • 広報紙をはじめとしたさまざまな媒体を効果的に活用することで、地域への愛着の醸成を目指します。
    プロジェクト9 地域ブランド・プロモーション
     施策9-1 認知度向上や地域イメージの浸透(外部コミュニケーション)
     施策9-2 「塩尻」をともに創る誇りや愛着の醸成(内部コミュニケーション)
    プロジェクト10
    地域課題を自ら解決できる「人」と「場」の基盤づくり
     施策10-1 地縁コミュニティーの活性化
     施策10-2 知恵の交流を通じた人づくりの場の提供
     施策10-3 行政機能の生産性と住民サービスの向上
主な成果の指標

塩尻市を他地域に誇れると感じる市民の割合
現状値(基準年度) 47.7%(令和2年度)
目標値(令和5年度) 53.6%
20から49歳の社会増加数
現状値(基準年度) 40人(令和元年度)
目標値(令和5年度) 224人(3年間の累計)

目標指標 令和5年の総人口6万5000人以上を目指して

 本市においても人口減少、高齢化が進行していくと予想されますが、生産年齢人口を中心とした政策的誘導を促進し、令和5年の人口6万5000人以上を目標指標に定め、基本戦略を進めてきました。令和2年10月時点の総人口6万6293人は、目標人口を約500人、推計人口を約1,300人上回っています。また、直近5年間の人口減少数は、長野県下の都市で本市がもっとも少ない状況となっています。
 今後も本市の持つ強みに磨きをかけ、30年後にも「選ばれる地域」を目指していきます。

実人口、目標人口および推計人口の比較(各年10月1日現在)「折れ線グラフ」

実人口 R2年 66,293人
目標人口 R2年 65,799人 R5年 65,010人
推計人口 R2年 64,928人 R5年 63,763人
第3期中期戦略の詳細については、市ホームページ(URL https://www.city.shiojiri.lg.jp/)をご覧ください。