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広報しおじり2022年4月号テキスト版2ページから5ページ

ページID:0021174 更新日:2022年3月29日更新 印刷ページ表示

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令和4年度塩尻市の予算 一般会計312億円

 令和4年度一般会計予算の総額は312億円で、対前年度比4.3%、13億円の増額となります。予算の概要と、主な取り組みをお知らせします。
問い合わせ 財政課財政係 電話0263-52-0280 内線1361

一般会計の歳入

「円グラフ」
市税 98億351万円(31.4%) 市民税、固定資産税、軽自動車税など
地方交付税 58億5000万円(18.8%) 普通交付税と特別交付税
国庫支出金 38億7229万円(12.4%) 国からの補助金や負担金など
市債 27億7390万円(8.9%) 国や銀行などからの借入金(うち臨時財政対策債8億円)
譲与税・交付金 22億2907万円(7.2%) 地方譲与税や地方消費税交付金など
県支出金 14億7828万円(4.7%) 県からの補助金や負担金など
繰入金 10億5038万円(3.4%) 市の他の会計や基金からの繰入金
その他 41億4257万円(13.2%) 寄付金、分担金、負担金、使用料など

▼市税の内訳は?

固定資産税 予算額 47億8078万円 比率 48.8%
市民税 予算額 40億2360万円 比率 41.1%
都市計画税 予算額 3億8580万円 比率 3.9%
市たばこ税 予算額 3億7600万円 比率 3.8%
軽自動車税 予算額 2億3720万円 比率 2.4%
鉱産税 予算額 10万円 比率 0.0%
入湯税 予算額 3万円 比率 0.0%

一般会計の歳出

「円グラフ」
義務的経費
人件費 59億8062万円(19.2%) 職員の給与や退職金など
扶助費 41億1803万円(13.2%) 社会保障制度として行う支援に要する費用
公債費 30億2843万円(9.7%) 国や銀行などからの借入金の返済金
投資的経費
普通建設事業費 30億6169万円(9.8%) 道路や保育園、学校などの建設事業に要する費用
その他経費
物件費 51億7370万(16.7%) 旅費、需用費、役務費、委託料など
補助費など 46億819万円(14.8%) 他の団体などへの補助金や負担金など
貸付金 26億3438万(8.4%) 中小企業融資あっせん資金などの預託金や第三セクターなどへの貸付金
繰出金 22億3051万円(7.1%) 市の他の会計への繰出金
その他 3億6445万円(1.1%) 維持補修費、積立金など

▼歳出を目的別に分類すると?

福祉の充実 予算額 100億9137万円 比率 32.3%
商工・観光の振興 予算額 37億2934万円 比率 12.0%
市の運営 予算額 35億1712万円 比率 11.3%
教育・文化の振興 予算額 33億1484万円 比率 10.6%
道路・公園などの整備 予算額 32億274万円 比率 10.3%
市の借入金返済 予算額 30億2843万円 比率 9.7%
健康・衛生の推進 予算額 18億7296万円 比率 6.0%
農林水産業の振興 予算額 10億9880万円 比率 3.5%
消防・防災対策 予算額 8億5818万円 比率 2.8%
その他 予算額 4億8622万円 比率 1.5%

一般会計予算は過去最大の312億円

 令和4年度の一般会計予算の総額は、3年度と比較して13億円増額の、312億円となりました。

感染症対策と市民生活の利便性向上に積極的に取り組む

 4年度は、第五次塩尻市総合計画第3期中期戦略の中間年として、本市が目指す都市像「確かな暮らし 未来につなぐ田園都市」の実現に向け着実に市政を進展させていきます。
 特に、新型コロナウイルス感染症対策に加えて、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の加速、グリーン社会の実現、地方創生の推進などの重要課題に対して、国の経済対策に伴う交付金などを積極的に活用し重点配分しました。また、確かな暮らしを未来につなぐ施策として、医療・まちづくりの分野など、市民生活の利便性向上のための事業にも積極的に取り組みます。

歳入と歳出の特徴

 4年度の歳入では、新型コロナウイルス感染症などによる景気・消費の落ち込みが回復基調となったことに伴い、市民税が前年度比8.9%の増額となりました。固定資産税も堅調な設備投資の持続による償却資産の増加などにより対前年度比1.3%の増額となりました。また、寄附金については「ふるさと寄附金」が継続して好調で、対前年度比296.8%の増額となりました。
 歳出では、障害福祉サービス給付費や生活保護費の増加などにより扶助費が9.2%の増額。投資的経費の普通建設事業費は、令和3年度に義務教育学校の整備が完了したものの、旧楢川支所の解体事業、日の出保育園の増築事業などにより15.0%の増額となりました。また、新型コロナウイルス感染症の3回目のワクチン接種や国の子宮頸がんワクチン積極勧奨の再開などにより物件費が4.4%の増加となりました。このほか、マタニティタクシーの利用助成や支所などの公共施設への防犯カメラ設置など、市民生活に密着した「確かな暮らし」を支える事業について財源を確保しました。

会計別予算額

■一般会計 市税や国、県からの交付金などを主な財源とする行政運営の基本となる会計で、市が行う事業の大部分を占めています。
■特別会計 特定の事業を行うための会計で、主として保険料や使用料などの収入で賄われています。
■公営企業会計 事業によって得る収入で支出を賄う独立採算型の会計です。
一般会計 予算額 312億円 対前年度比 4.3%
特別会計
国民健康保険事業 予算額 65億9764万円 対前年度比 △0.3%
介護保険事業 予算額 58億517万円 対前年度比 △0.0%
国保楢川診療所事業 予算額 3392万円 対前年度比 459.8%
後期高齢者医療事業 予算額 8億6483万円 対前年度比 1.9%
小計 予算額 133億156万円 対前年度比 △0.1%
公営企業会計
水道事業 予算額 24億2314万円 対前年度比 △2.2%
下水道事業 予算額 50億6322万円 対前年度比 △1.3%
農業集落排水事業 予算額 4億2175万円 対前年度比 △1.4%
小計 予算額 79億810万円 対前年度比 △1.6%
総計 予算額 524億966万円 対前年度比 2.3%
※端数調整のため、必ずしも合計などは一致しません。
※令和4年度予算の詳細は、市ホームページ(URL https://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/11/2519.html)をご覧ください。「QRコード」

令和4年度予算 主な事業

 4年度予算は、新型コロナウイルス感染症対策に加えて、市民生活の利便性向上のための事業にも積極的に取り組みます。4年度予算の中から主な取り組みをご紹介します。

重点事業1 コロナ克服に向けた事業

▶▶▶感染拡大の防止

ワクチン接種の推進 2億3197万円
 3回目および接種年齢に達している人などで接種を希望する市民に対して、迅速なワクチン接種が行えるよう、接種体制を確保します。「写真」

▶▶▶事業や生活・暮らしの支援

プレミアム付き商品券の発行 2億円
 新型コロナウイルス感染症の影響により打撃を受けている市内事業者の事業継続などを下支えするため、市民の皆さんに対し市内消費喚起を促すプレミアム付き商品券を発行します。「イメージ写真」

重点事業2 確かな暮らしを充実させ未来につなぐ事業

▶▶▶健康・子育て・教育

新 医学生奨学資金の募集開始 2200万円
 地域医療を支える人材の育成・確保を目的に、塩尻市で育ち、将来医師を目指す人に奨学資金を貸与します。「写真」
新 マタニティタクシーの利用者への助成 100万円
 分娩の際、塩尻市内から分娩医療機関までタクシーを利用した場合に、タクシー料金を助成します。「写真」
新 日の出保育園増築・テニスコート再整備 4億4363万円
 塩尻児童館の利用者増加に伴い、日の出保育園を増築し、併せて病後児保育施設を整備します。また、増築に伴い、中央スポーツ公園のテニスコートを移転し、人工芝コートを整備します。「写真」

▶▶▶インフラ・まちづくり

新 防犯カメラ設置による犯罪防止 1263万円
 市民の安心・安全を守るため、市内各所に防犯カメラを設置します。「写真」

重点事業3 しおじりの未来を切り拓く事業

▶▶▶「デジタル田園都市しおじり」に向けて

新 (仮称)地域DXセンターの整備 6億7250万円(一部前倒し含む)
 ウイングロード2階を改修し、先端企業や大学、デジタル人材などが集積する場を整備します。現在取り組んでいる「のるーと塩尻」や自動運転といった塩尻型MaaS事業を発展させるほか、市民生活の利便性向上につながる新たなサービスの創出に取り組みます。「写真」
新 住民窓口キャッシュレス決済導入 2905万円
 住民票発行手数料など、窓口での支払いにキャッシュレス決済を導入するとともに、証明書発行のオンライン申請をスタートし、市民生活の利便性向上を目指します。「写真」
新 中小企業のデジタル化促進支援 900万円
 販路開拓・人材採用・生産性向上などの分野において市内中小企業のデジタル化を促進するため、ホームページやECサイトの構築、動画コンテンツ作成など、デジタルツールを新たに活用する取り組みに対し、その費用の一部を補助します。「写真」
新 ICT環境の再整備、業務の高度化・効率化 1519万円
 市議会でのタブレット端末導入や、学校での連絡ツールの導入などさまざまな場面においてICT環境を整備し、業務の高度化・効率化を図ります。「写真」

▶▶▶グリーン化社会の実現に向けて

新 地球温暖化対策実行計画の見直し 500万円
 国が掲げる令和32(2050)年の温室効果ガス排出量実質ゼロに向けて、本市の基礎データを集計し、市民、事業者、行政が取り組みを進める「塩尻市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定します。「写真」
新 公共施設のLED化推進 2355万円
 施設の省電力化を推進するため、塩尻総合文化センターの照明や、ふれあいセンター東部、公園の照明などをLED化します。「写真」

その他の主な事業

■公共施設での感染拡大防止対策 3548万円(一部前倒しを含む)
■福祉医療費の給付対象年齢拡大 2553万円
■こどもインフルエンザ予防接種費助成対象の拡大 185万円
■塩尻西部中学校の長寿命化改修 1億8590万円(一部前倒し含む)
■令和3年8月大雨災害からの復旧対策 1億5157万円
■小坂田公園の再整備 5億1000万円(一部前倒し含む)
■通学路の安全対策の推進 5500万円
■生活道路の整備 1億6700万円
■危機管理対策本部の機能強化 1100万円
■地域医療推進事業(楢川診療所の再開含む) 4570万円