ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 企画政策部 > 秘書広報課 > 広報しおじり2021年12月号テキスト版12ページ

本文

広報しおじり2021年12月号テキスト版12ページ

ページID:0017066 更新日:2021年11月30日更新 印刷ページ表示

広報しおじり2021年12月号テキスト版12ページがご覧になれます。

全国学力・学習状況調査 調査の概要と結果報告「写真」

 令和3年5月27日に行われた「全国学力・学習状況調査」について、市教育委員会では、調査の趣旨を踏まえた結果を分析し、考察を行いました。その概要を、お伝えします。
問い合わせ 教育総務課学校支援係 直通電話0263-52-0830

調査の概要

 新型コロナウイルス感染拡大により、2年ぶりの実施となった「全国学力・学習状況調査」は平成19年度から、小学6年生と中学3年生を対象に実施されています。現在の児童生徒の学力・学習状況を把握・分析するとともに、教育施策の成果と課題を検証してその改善を図り、学校における教育指導の充実および学習状況の改善などに役立てることを目的としています。
■教科に関する調査
「知識」と「活用」を一体的に問う形式で出題されています。
 ○小学校調査(国語、算数)
 ○中学校調査(国語、数学)
■生活習慣や学習環境に関する調査

教科に関する調査の結果

 ○小・中学生ともに、国語、算数(数学)それぞれにおいて、全国および県平均正答率を上回る結果でした。

生活習慣や学習環境に関する調査の結果

■情報教育に関連して
 国の推進するGIGAスクール構想を受け、本市でも、昨年度から学校におけるICT教育環境が整備され、学習指導要領でも求められている情報活用能力を育成する環境が整いました。
[整備状況]
 〇1人1台のタブレット端末の整備
 〇校内の高速大容量情報通信ネットワーク整備(無線LAN環境)
 このような状況の中で、「コンピュータなどのICT機器の使用目的」を問う質問では、ICT機器を友達との意見交換や調べ物のために使う割合が、小学生では、全国・県平均を大きく上回る結果となっており、ICT機器を効果的に活用していることが分かります。
■地域や社会との関わりの観点から
 市内の全小・中学校で取り組むコミュニティ・スクールの推進により、地域行事への参加割合が高くなっています。地域や社会をより良くするために、考えながら生活することが日常となる様子が伺え、子どもたちは地域や社会に高い関心を向けていることが分かります。

今後の課題「写真」

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、学習環境が一変しました。子どもたちは規則正しい生活や、計画的な学習を続けながらも、学習に対する不安を抱えています。今後、教育現場において安心できる学習環境を整え、学びを保障していく必要があります。
 また、子どもたちにおいては、変化の激しい現代社会で必要とされる情報活用能力などの新しい知識・技能と、これまでの地域との関わりで得た経験や体験とを組み合わせながら、社会で活躍していくために必要な資質・能力を身に付けていく必要があります。その力が地域社会の課題解決や、一人ひとりの夢の実現につながっていきます。

グラフ

▼生活習慣・学習環境に関する調査結果(抜粋)
■あなたは学校で、コンピュータなどのICT機器を、他の友達と意見を交換したり、調べたりするために、どの程度使用していますか【小学校6年生】
塩尻市 ほぼ毎日 14.6% 週1回以上 44.6% 月1回以上 23.6% 月1回未満ほか 17.2%「グラフ」
全国 ほぼ毎日 10.0% 週1回以上 29.0% 月1回以上 29.1% 月1回未満ほか 31.9%「グラフ」
■地域や社会をよくするために何をすべきか考えることがありますか?【中学校3年生】
塩尻市 当てはまる 15.3% どちらかいえば、当てはまる 39.5% どちらかといえば、当てはまらない 35.9% 当てはまらない 9.3%「グラフ」
全国 当てはまる 12.6% どちらかいえば、当てはまる31.2% どちらかといえば、当てはまらない 36.2% 当てはまらない 20.0%「グラフ」
※全国学力・学習状況調査の詳細な情報は、市ホームページ(URL https