ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 企画政策部 > 秘書広報課 > 広報しおじり2021年9月号テキスト版2ページから3ページ

本文

広報しおじり2021年9月号テキスト版2ページから3ページ

ページID:0010480 更新日:2021年9月13日更新 印刷ページ表示

広報しおじり2021年9月号テキスト版2ページから3ページがご覧になれます。

今こそ見直そう!我が家の避難計画


 令和3年8月、記録的な大雨により市内各地に被害が出ました。これからの台風シーズンの到来に備えましょう。「写真」
問い合わせ 危機管理課危機管理係 直通電話0263-52-0607

警戒レベルを避難の目安に!

 私たちが災害から避難する時、どのような情報を頼りにすればよいでしょうか。「自らの命は自ら守る」という意識を持って、適切な避難行動を取りましょう。

警戒レベルとは

 警戒レベルは、平成30年7月の西日本豪雨を踏まえ、災害の危険度を直感的に理解しやすくしたものです。令和3年5月20日から、レベル4の「避難勧告」が廃止され、「避難指示」のみとなりました。警戒レベル3で必要に応じて自主的に避難し、レベル4では必ず避難するようにしましょう。
■新しい警戒レベル
警戒レベル5 緊急安全確保
警戒レベル4までに必ず避難!
警戒レベル4 避難指示
これからは、警戒レベル4避難指示で危険な場所から全員避難しましょう。
※避難勧告は廃止されました。
8月の大雨被害では
 この8月の大雨被害で警戒レベル4が発令された洗馬上小曽部区。小曽部川の水位が氾濫寸前まで上昇しました。浸水が起きる前に避難しましょう。「写真」
警戒レベル3 高齢者等避難
避難に時間の掛かる高齢者や障がいのある人は、警戒レベル3「高齢者等避難」で危険な場所から避難しましょう。
8月の大雨被害では
 警戒レベル3相当のみどり湖区では、みどり湖周辺の橋が崩落しました。警戒レベル3でも土砂災害などの危険があります。「写真」
警戒レベル2 大雨・洪水・高潮注意報(気象庁)
警戒レベル1 早期注意情報(気象庁)

スムーズな防災行動を事前に計画しよう

マイ・タイムラインをご活用ください
 マイ・タイムライン(防災行動計画)とは、台風の接近などによる風水害が起こる可能性がある時に、自分自身が取る標準的な防災活動を時系列的に整理し、自ら考え命を守る避難行動のための一助とするものです。「いつ」「誰が」「何をするのか」をあらかじめ整理しておくことで、スムーズな防災行動につながります。
 記入用紙は、塩尻市ホームページからダウンロードできます。危機管理課窓口や各支所にもあります。「QRコード」
▶▶▶マイ・タイムラインの記入例「記入例」

災害発生から避難までの流れを知っておきましょう

 いざ、災害が起きた時に、どこに避難すればよいか把握していますか。安全かつ素早く避難するために家族で話し合いましょう。
災害発生

安全確保
(1)まずは身の安全を確保
 机の下など、頑丈な家具の下に隠れましょう「イラスト」

避難準備
(2)必要最低限の避難準備を
 身の安全を確保した後、必要最低限の避難準備をして避難します。非常持ち出し品については市ホームページを参考にしてください。「イラスト」

避難所へ
(3)決められた一時集合場所へ移動
 避難所へ行く前に一時集合場所へ集まり、その後まとまって避難所へ向かいます。
※一時集合場所…区や組で決められた集合場所です。そこで組長などが避難所へ避難する人数を把握します。「イラスト」

避難所は避難した住民の皆さんの協力のもと運営します「イラスト」

 避難所は、市災害対策本部または各地区・区の避難所運営委員会長の指示により避難所が開錠されます。その後、各地区・区の避難所運営委員会、市職員、施設管理者、避難者が連携して避難所の開設・運営をします。公民館などへは、市への開設報告により、可能な限り市の職員を派遣します。
開錠について
〇小・中学校避難所(体育館)は市職員が開錠します。
〇公民館などの開錠は、各区(避難所運営委員会会長)の判断により開錠します。
〇その他の避難所は、市の要請により施設管理者が開錠します。
開設情報はさまざまな媒体で知りましょう
 避難所開設の情報は、緊急メールや防災無線、市ホームページなどで随時更新します。情報は、近所の皆さんで共有し、迅速に対応ができるよう助け合いましょう。

緊急情報や防災無線の内容をメールで確認

 災害(地震・土砂災害・豪雪など)、気象情報、防犯(特殊詐欺情報・不審者情報など)、その他(行方不明者など)の情報や防災無線の内容を発信します。「写真」
■登録方法 
 右のコード(shiojiricity@sg-m.jp)宛てへ空メールを送信すると手続きのメールが届きますので、案内に従って登録してください。「QRコード」
 防災無線の内容がよく聞き取れなかった場合や再度、確認したい場合には、次の電話番号に電話をかけると、24時間以内に流れた防災無線の放送内容が確認できます。
■電話番号 0800-800-4301(フリーアクセス)
※県内から電話をかけた場合、通話料は無料です。

ハザードマップを活用しましょう

 ハザードマップは、地震・水害・土砂災害など、自然災害に対する備えや、指定避難場所などを掲載しています。自分の住んでいる地域にはどのような危険性があるのかを理解して、避難経路などを確認しておきましょう。また、市ホームページ内の「しおじりマップ」に防災マップも公開しています。そちらもご活用ください。「QRコード」「写真」

Interview

突然の災害への心構えを
危機管理課防災専門員 梅牧 祐浩「写真」
 「天災は忘れたころにやってくる」と言われますが、どうしても「今まで被害が無かったから大丈夫」「聞いたことがない」など、自分は被害に遭わないと思ってしまう面があります。災害に向けての計画・準備を実施し、「もし避難指示などがあったら速やかに避難する。空振りしたら幸せな事だ」と考えるようにしましょう。
 避難所は、市の指定場所に限らず、友人や親戚、隣近所、勤務先なども考慮し、適正な場所と道のりを選定することが大切です。