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企画展「縄文中期の土器編年」の開催について
企画展「縄文中期の土器編年」展の開催について
文字などの記録が無かった縄文時代の年代を知る一つのものさしに、土器編年がある。明治10年にエドワード・S・モースによって大森貝塚の発掘調査が行なわれて以来、数多くの考古学者によって土器編年の研究が行われ、現在では、炭素14年代測定などによりかなりの精度で土器の年代が明らかになってきています。これらの土器編年のうち、井戸尻編年と呼ばれる中部高地を中心にした地域の指標となっている土器に焦点をあて、標識土器と塩尻市内から出土した同型式の土器を比較展示しながら、土器の特徴や見方などについてみてゆきます。
展示構成
(1)年代を知るものさし
編年とは
どうして年代がわかるの?
(2)中部高地の土器型式
土器型式ってなに?
井戸尻編年標識遺跡ってなに?
(3)標識遺跡出土土器とその仲間たち
狢沢式土器
新道式土器
藤内式土器
井戸尻式土器
協力依頼機関
諏訪市博物館、井戸尻考古館
期間
令和7年7月26日(土曜日)から9月7日(日曜日)まで
(休館日 7/28 8/4 8/12 8/18 8/25 9/1)
場所
塩尻市立平出博物館2階 学習室
開館時間
9時から17時まで