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縄文は森の文化 <Jomon culture is a forest culture>

ページID:0003785 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

縄文(じょうもん)時代、平出「ムラ」には、カヤやツタ類などの草木が生茂り、泉を源とするせせらぎがありました。周辺の森は、クリやドングリなどの堅果(けんか)類やヤマイモなどの根茎(こんけい)類が豊かで、イノシシなどの動物や昆虫が多く群がる山々に包まれた環境であったことが推定されます。集められた木の実などの食材を調理するために、火処となる炉(ろ)が設けられ、物入れや煮沸(しゃふつ)のための土器等が作られました。ドングリはアク抜きが必要です。多量の水と煮沸用の深鉢(ふかばち)などが用いられたと考えられます。遺跡からは多量の炭化したクリの詰まった土器や表面にススが付いた土器、内側におこげが付着した土器などが発掘されています。
また、住居を建てる材料には、野山のクリやカヤが用いられたことが遺跡の炭化物や花粉分析等から推定されます。気候の温暖化が進み、落葉広葉樹の森が広がった時期、衣食住のすべてが森の恵みでした。厳しく過酷な自然環境の中で、森と深くかかわり、森を大切にし、そして森に祈る縄文人の暮らしがありました。

縄文のムラ(イメージ)の画像
縄文のムラ(イメージ)

どんぐりの画像
どんぐり