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復元住居と埋甕炉 <Restored dwelling and buried furnace>
縄文時代中期の住居址(J-25号)のほぼ中央から埋甕炉(まいようろ)が見つかり、縄文人の暮らしの中で、大切な役割を果たしたことがうかがえます。「炉」と呼ばれる火を焚く所は、床を掘った地床炉(じしょうろ)、深鉢(ふかばち)形土器を埋め込んだ埋甕炉(まいようろ)、河原石をめぐらした石囲炉(いしかこいろ),土器と石囲を組み合わせた石囲埋甕炉などが見られます。これらの炉は、弥生時代以降は地床炉が多くなり、古墳時代になるとカマドへと変化しました。
住居址(J-25号)
埋甕炉(J-25号)
石囲埋甕炉(J-33号)