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どんぐりと石皿 <Acorns and stone dish>
縄文時代の大切な食べ物が、クリ、クルミ、ドングリといった木の実(堅果類(けんかるい))でした。石皿(いしさら)や磨石(すりいし)(擦石(すりいし))と呼ばれる石器を使い、これらを粉にし、よくこねて、クッキーのようなものを焼いたのかもしれません。また、水で満たした土器の中に丸めて入れて、火にかけ、すいとんのように煮て食べていたのかもしれません。掘り出された土器の中には、内部に焦げたような跡が残っているものがあります。
石皿と磨石