本文
令和7年度 博物館事業報告
自然観察会
塩嶺小鳥の森探鳥会
(令和7年4月26日)
新緑の岡谷市塩嶺小鳥の森で、サクラやスミレ、リンドウの花を愛でながら探鳥会を開催しました。トラツグミ、サンショウクイ、センダイムシクイ、ホオジロ、コサメビタキなど27種の小鳥の姿や鳴き声を楽しむことができました。
西 教生 氏(都留文科大学 非常勤講師)に解説して頂く。
上高地自然観察会
(令和7年6月25日)
日本を代表する山岳景勝地で、ケショウヤナギ、エゾノコリンゴ、シラタマノキ、タガソデソウ、ショウキラン等の珍しい植物を観察し、サルやカワマスの生態、焼岳の噴火と大正池、上高地の歴史などについて勉強しました。
野溝 美憲 氏(自然観察指導員)に解説して頂く。
霧ヶ峰高原自然観察会
(令和7年7月6日)
ニッコウキスゲやクリンソウ、グンナイフウロウなどの植物、コヒョウモンモドキやゴイシシジミ、ニトベツノゼミなどの昆虫について説明を受けて近くで観察することができました。
また、八島湿原の高層湿原としての成立や元御射山遺跡の歴史について勉強しました。
青木 由親 氏(自然写真家)に解説して頂く。
夜の親子昆虫観察会
(令和7年7月30日・8月1日)
ハロゲンライトに集まってきたクワガタ、コガネムシ、ゴミムシ、バッタ、ガなどの昆虫を採集して観察し、その生態や食性について教えてもらいました。
野溝 美憲 氏(自然観察指導員)
白駒池自然観察会
(令和7年9月3日)
標高2,115mも白駒池周辺には、519種類の苔が生息する「苔の森」があり、八ヶ岳の原生林は屋久島や知床などと並び保護されています。コメツガやシラビソの木々の下にはコケモモ、セイタカスギゴケ、ムツデチョウチンゴケなどがあり、神秘的な雰囲気を感じることができる散策でした。
野溝 美憲 氏(自然観察指導員)に解説して頂く。
自然科学講座
第55回自然科学講座 「負け組が最後に勝つ?サクラマスの戦略とフェロモン」
(令和7年7月5日)
川で縄張り争いに負けた小さなヤマメは海に下っていきますが、それこそが戦略だったのです。何十倍にも大きくなって、故郷の川に戻ってくるサクラマスの痛快な敗者復活劇と、フェロモンについて元気が出る話をお聞きしました。
西井 良典 氏(信州大学 教授)
第56回自然科学講座 「マツタケの不思議と魅力」
(令和7年9月13日)
長野県は全国一のマツタケの名産地で毎年収穫を楽しみにしている人も多くいますが、人工栽培できないマツタケの生態やシロの成長、アカマツとの共生関係、美味しいきのこ・毒きのこ、植物遷移ときのこ相変化、マツタケ研究の歴史などについて学びました。
竹内 嘉江 氏(塩尻市立自然博物館 館長)
第57回自然科学講座 「ダンゴムシ、オオグソクムシ、ミナミコメツキガニの心理学」
(令和7年12月13日)
ダンゴムシの迷路実験、深海に棲むオオグソクムシの生態、暖かい海にいるミナミコメツキガニの集団行動を通して動物の不思議な生活について皆で考えました。
森山 徹 氏(信州大学 准教授)
特別企画展
ボタニカルアート展
(令和7年4月19日~5月25日)
信州ボタニカルアート協会を主宰している山田恭子先生の他6人の方々の作品を展示しました。植物学的な図に加えて、造形の妙や美しさを絵画的に楽しむ分野としてボタニカルアートは親しまれており、来場者にも好評でした。
夏休み昆虫展・昆虫の写真展
(令和7年7月19日~8月24日)
恒例の夏休み企画展として、各務寿さん青木由親さんに収集していただいたカブトムシやミヤマクワガタ、ヒラタクワガタ、コオイムシ、タガメ、オオゴキブリ、タマムシなどの昆虫52種300匹余を展示しました。また同時に、柴田直明さんによる昆虫の写真展も開催しました。
おもちゃ工房のおもしろ科学実験
(令和7年11月1日・11月8日)
矢野憲司さんによる親子で楽しめる科学実験講座を開催しました。歯車、バネ、箱の組合せトリック、バランスの、不思議実験など皆で興味深く体験しました。
自然の写真展
(令和8年2月14日~3月22日)
塩尻写友会13人の方々の作品を展示しました。樹木・野草豊かな自然風景、そこに生きる動物・昆虫などの美しい感動の景色を切り撮った素晴らしい写真が並びました。
自然博物館協力会員研修会
木曽赤沢自然観察会
(令和7年9月25日)
木曽の山々の歴史と、伊勢神宮御用林として式年遷宮の祭典を長年行ってきた赤沢美林について勉強しました。
竹内 嘉江 氏 (塩尻市立自然博物館 館長)





