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野生のきのこの豊凶と気象
長野県の森林は106万haで、県土の78%を占めており、野生きのこの発生に適した環境の森林も多くあります。全国的に見て、信州は東北地方と並んでシーズンにきのこ狩りを楽しむ人が多く、地場産業に貢献しているきのこの種類も豊富です。
マツタケは別格ですが、最近ではホンシメジ・ハナイグチ・コウタケ等についても環境整備を行い、自然条件を活用して増殖を試みる人が各地で見られるようになりました。ここでは、塩尻市のきのこ試験地で連年的に林内気温・地温を調べ雨量と合わせて、豊凶との関係について考えてみました。