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ハンミョウ

ページID:0045025 更新日:2024年9月5日更新 印刷ページ表示

ハンミョウ

​ ハンミョウの仲間の外見は、色彩が豊かで金属的にテカテカ輝いていて、その模様は種類によってさまざまに異なります。大きな複眼と大顎を持ち俊敏な動きで、ミミズや他の小型昆虫を捕えて食べる肉食性の昆虫です。人が遊歩道や山道を歩いていると、数m飛んで後ろを振り返り、それを繰り返すので「道教え」とも呼ばれています。

1. ハンミョウって、どんな生き物 ?

 ハンミョウは、とてもきれいな色をした昆虫です。

草のあまり生えていない、日当りの良い空き地にくらしています。

成虫は地面を走り回り、ほかの虫をおそって食べます。

幼虫は地面に掘った巣穴で、獲物が来るのをじっと待っています。

一度巣穴をほると、同じ場所からほとんど動きません。

 

2. 卵から大人になるまで

 卵は生まれてから10日~1か月くらいでかえります。

幼虫は3回皮をぬいで、さなぎになります。

生まれたばかりの幼虫を1齢、1回皮をぬぐと2齢、

2回皮をぬぐと3齢と言います。

 さなぎになるまでの時間は、幼虫の時にどれくらいエサを

食べたかによって違います。

3. いろいろなハンミョウ

 日本にはハンミョウの仲間は25種類います。

種類によって、好きな場所がちがいます。

 ほとんどの幼虫は、地面に穴を掘ってくらしています。

成虫は、ほかの虫をおそって食べます。

 

(参考 : 青木 由親(あおき よしちか) 「よみきかせ いきもの しゃしんえほん40  うまれたよ! ハンミョウ」

岩崎書店 2021年2月28日 )    

 

ハンミョウ [PDFファイル/687KB]

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