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春に出るきのこ
春に出るきのこ
1. アミガサタケ(アミガサタケ科アミガサタケ属)
近縁種には食用のトガリアミガサタケやアシボソアミガサタケ、猛毒のシャグマアミガサタケ等があります。欧米のレストランでもメニューにある有名なアミガサタケですが、生食して死亡した例もあるので、料理法には細心の注意を払わなければなりません。
アミガサダケ
アシボソアミガサタケ
2. ハルシメジ(イッポンシメジ科イッポンシメジ属)
分類学上ではウメハルシメジやノイバラハルシメジなど数種に分けられますが、春にサクラ・ウメ・リンゴ等のバラ科植物の樹下に発生する菌根菌です。少し苦いので、気になる人は塩ゆでしてから食べるようです。
ウメハルシメジ
3.ヒトヨタケ(ナヨタケ科ヒメヒトヨタケ属)
道端や畑地に発生し、名前のとおり一夜で黒く溶けて崩れるきのこです。幼菌は食用にできますが、お酒と一緒に食べると含有成分コプリンにより頭痛・嘔吐などの中毒症状が出ます。
4.ピンタケ(ピンタケ科ピンタケ属)
春に湿地の枯枝などに生えるオレンジ色の寒天質の柔らかい小さいきのこです。食べることはできませんが、鮮やかな色で群生するので、写真に撮りたくなるようなきのこです。
5.キイロスッポンタケ(スッポンタケ科スッポンタケ属)
スッポンタケの黄色型で、悪臭のあるやや小型で稀なきのこです。春~梅雨のきのこで、森の中に鮮やかな黄色いものが出ているので目に留まりやすい。