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見分けるのが難しいきのこ(No.1)

ページID:0042398 更新日:2024年7月6日更新 印刷ページ表示

 

 

見分けるのが難しいきのこ(No.1)

1.ハタケシメジ(シメジ科シメジ属)

畑や林道の脇に発生するきのこで、ホンシメジに似ている木材腐朽菌です。人工栽培できるため、スーパー・道の駅等で販売されていることもあります。

 

ハタケシメジ

 

 

2. ウラベニホテイシメジ(イッポンシメジ科イッポンシメジ属)

毒きのこのクサウラベニタケやイッポンシメジに似ておりヒダが紅色になりますが、食べることができるしっかりとした大型きのこです。

 

ウラベニホテイシメジ

3. カワリハツ(ベニタケ科ベニタケ属)

ベニタケ属のきのこには、白色・黄色・赤色・褐色など様々なものがあり区別が難しいのですが、カワリハツは薄黄~ピンク~紫色に変化する特徴があります。方言で「よへいじ」と呼ばれ、油炒めにして食べる人もいます。

カワリハツ

 

4. ホテイシメジ(ヌメリガサ科ホテイシメジ属)

方言で「ちょこたけ」と呼ばれますが、お酒と一緒に食べると悪酔い症状になるきのこです。オチョコ型になるきのこで、白色のシロヒメカヤタケ等は猛毒きのこなので注意しなければなりません。

ホテイシメジ

5. ニンギョウタケ(ニンギョウタケモドキ科ニンギョウタケモドキ属)

松茸山で尾根から一段下がった湿った所に発生する乳白色のきのこです。豊作年には採りきれないほど出ますが、味噌漬けにして「山アワビ」と言って珍重する人もいます​。​

 

ニンギョウダケ

 

6. カラマツベニハナイグチ(ヌメリイグチ科アミハナイグチ属)

高ボッチや八ヶ岳等の1,400m以上の高標高のカラマツ林に発生するきれいな紅色傘のきのこです。ハナイグチやアミタケと違うため採らない人もいますが、区別がつけば食べられるきのこです。

 

カラマツベニ

7. キノボリイグチ(ヌメリイグチ科ヌメリイグチ属)

​高標高のカラマツ林に発生するしっかりとした美味しいきのこで、苔むした切株に登るように生えるので、良いネーミングのきのこと言われています。

 

キノボリイチグ

8. ハナビラタケ(ハナビラタケ科ハナビラタケ属)

花びら様になる乳白色のきのこで一部で人工栽培されているため、たまに販売されているものを見ることがあります。樹木の心材腐朽菌なので、ある意味で病害菌です。

 

ハナビラタケ

9. カラスタケ(イボタケ科カラスタケ属)

​マイタケやハナビラタケと同様の形になり、カラスのような黒色のきのこで薬品臭がします。落葉が厚くたまった混交林で、条件が良いと連年的に発生します。​

カラスダケ

10.  コガネタケ(カブラマツタケ科コガネタケ属)

林内ではなく林縁部や林道端のような場所に発生し、傘・柄に黄金色の粉がつく大型きのこです。てんぷら等にして食べる人もいますが、時に下痢する人もいるきのこです。

コガネダケ