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形のおもしろい昆虫
形のおもしろい昆虫について記載しています。
1.カマキリモドキ(カマキリモドキ科)
カマキリのように、前肢が捕獲肢となっていて、小さな昆虫を捕まえて食べます。ものを近づけるとさっと、ボクシングポーズをとる格好がユーモラスです。
2.キバネツノトンボ(ツノトンボ科)
触角が長いので、それを角としていることが、和名の由来です。トンボの仲間とはまったく違います。
3.アゲハモドキ(アゲハモドキガ科)
カラスアゲハに似ていますが、チョウではなくガの仲間です。東洋特有のガの仲間で、日本にはアゲハモドキの1種のみです。
4.テングスゲハ(テングスゲハ科)
頭頂が著しく突出し、天狗を思わせることが和名の由来です。ウンカの仲間で、イネ科の植物に普通に見られます。
5.ヒゲナガカワトビケラ(ヒゲナガカワトビケラ科)
幼虫は伊那地方の名産ザザムシの佃煮の材料の大半を占めています。成虫は灯火にたくさん飛来します。成虫の翅に毛の多いことから、鱗翅目の祖先で翅の毛が鱗粉に進化したものと考えられています。