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塩尻市に生息するホタル
塩尻市に生息するホタルについて記載しています。
ホタルは世界中に分布していますが、熱帯や亜熱帯地域に多くの種類が分布しています。その中には、発光する種類・発光しない種類があります。世界で約2,000種、日本には約40種余のホタルがいます。塩尻市には、夏の風物詩としてよく知られているゲンジボタル・ヘイケボタルのほかに、ヒメボタル・クロマドボタル・オバボタルなどが生息しています。
ゲンジボタル
幼虫は水質のよい流水に生活しています。大型で日本特産種です。
ヘイケボタル
幼虫は水田などの止水域に生活しています。成虫は7月の稲田に見られます。
ヒメボタル
よく発光します。メスは飛べません。高ボッチにわずかに生息しています。
オバボタル
昼間に活動します。発光器はなごり程度でほとんど発光しません。
クロマドボタル(雌)
体は黒色、前胸背に1対の透明な”窓”があり、この名前に由来します。
クロマドボタル(雄)
オスとメスは形態にいちじるしい違いがあります。メスは翅が退化し、痕跡的に残っています。