ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 交流文化部 > 自然博物館 > 塩尻市に生息するホタル

本文

塩尻市に生息するホタル

ページID:0003816 更新日:2021年6月29日更新 印刷ページ表示

 

ホタルは世界中に分布していますが、熱帯や亜熱帯地域に多く、その中には、発光する種類と発光しない種類がいます。世界で約2,000種、日本には約50種のホタルがいます。塩尻市には、夏の風物詩としてよく知られているゲンジボタル・ヘイケボタルのほかに、ヒメボタル・クロマドボタル・オバボタルなどが生息しています。

ゲンジボタルの写真
ゲンジボタル

幼虫は水質のよい流水に生活しています。成虫は大型で日本特産種です。

ヘイケボタルの写真
ヘイケボタル

幼虫は水田などの止水域に生活しています。成虫は7月の稲田に見られます。

ヒメボタルの写真
ヒメボタル

よく発光しますが、メスは飛べません。高ボッチにわずかに生息しています。

生息分布図

オバボタルの写真
オバボタル

昼間に活動します。発光器はなごり程度でほとんど発光しません。

クロマドボタル(雄)の写真
クロマドボタル(オス)

体は黒色で前胸背に1対の透明な”窓”があり、これが名前の由来です。

クロマドボタル(雌)の写真
クロマドボタル(メス)

オスとメスは形態にいちじるしい違いがあります。メスは翅が退化し、痕跡的に残っています。