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信州Fパワープロジェクト
森林は、木材の供給をはじめ、災害防止や水源のかん養、地球温暖化防止などの多面的な機能を有する社会共通の財産です。一方、長野県の木材産業の現状は、生産・加工・流通体制が小規模、分散的で、豊富な森林資源を活かし切れていません。また、戦後一斉に造成された長野県の森林資源は、今後10年で、約8割が利用可能な林齢を迎え、その有効活用が課題となっています。
こうした中、長野県、塩尻市、民間事業者をはじめとする産学官連携体制のもと、森林の再生や林業・木材産業の振興を図る「信州Fパワープロジェクト」がスタートしました。
プロジェクトの概要
信州Fパワープロジェクトは、森林資源を無駄なく活用し、その利益を山側に還元することで、林業を産業として復活させ、森林の再生や木材産業の振興を図る取り組みです。
さらに、木質バイオマス発電や、オガコを活用した地域エネルギーを創出することにより、化石燃料に依らない循環型社会の形成を目指します。
プロジェクトが目指す姿
- 豊かな森林資源を育みながら、原木を安定的に供給できる体制づくりを目指します
- 木材加工と木質バイオマス発電の施設を整備し、木材の安定需要の創出と循環型社会の形成を目指します
- 製材時に排出されるオガコを活用して、地域エネルギーの創出を目指します
- 新たな雇用の創出を目指します
信州Fパワープロジェクトパンフレット
詳しくは、信州しおじり木質バイオマス推進協議会ホームページをご覧ください。
信州しおじり木質バイオマス推進協議会ホームページ<外部リンク>