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電気牧柵の適切な設置や管理について
電気牧柵は獣害対策等で広く使用されています。電気牧柵は、家庭用コンセントやバッテリーを電源とし、そこから電線へ電流を流し、触れた動物に電気刺激を与え田畑への侵入を防ぎます。安全規則にのっとり電気牧柵を使用する場合は特に危険なものではありませんが、使用方法を間違えると大きな事故につながる危険性があります。電気牧柵を設置されている方は適切な管理をお願いします。
電気牧柵
電気牧柵の電源装置は、電灯線(AC100ボルトまたは200ボルト)を電源とするもの、ACアダプターを電源とするもの、電池(乾電池、ソーラー、バッテリー等)を電源とするものの3種類あり、人に対する危険防止のために電気事業法によって施設方法が定められています。
設置上の注意点
- 適切な電気牧柵器を使用する。
- 家庭用コンセントから直接電線に通電させる場合は漏電遮断機を設置する。
- 危険表示をする。
人が見やすいように、適当な位置や間隔で危険表示をする。
管理上の注意点
電線が切れていないか、緩んでいないか、支柱やガイシが老朽化していないかなど、電気牧柵の状況を定期的に確認する。
- 鳥獣被害対策用の電気さく施設における安全確保について<外部リンク>
- 長野県 獣害防止用電気柵 導入基準[PDFファイル/35KB]
- 鳥獣害対策用の電気さくについて(経済産業省作成パンフレット)[PDFファイル/1.14MB]
市民の皆さまへ
電気牧柵にはイノシシやサルなどの有害獣を田畑内に侵入させないため電流が流れています。絶対に触らないでください。