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農作業(草刈り、消毒等)の時間帯について
農作業の時間帯について配慮をお願いします。
農作業(草刈り、消毒等)の時間帯について
春から秋の間は雑草も元気に成長します。雑草は近隣の田畑や住宅にも迷惑がかかるため、農家は草刈りを行います。草刈りは農家の大切な仕事の一つです。草刈機による作業は、朝露など草に水分があるときが切れやすく作業効率が良いと言われています。また、夏は熱中症の恐れがあるため、JAでも「水分補給をしながら、朝の時間帯に実施するよう」指導しています。
また、消毒もかかせない作業の一つです。朝のうちに消毒が必要な作物や、雨上がりに消毒が必要な作物等、作業の時間帯はさまざまです。近くに住宅がある場合は、窓が開いていたり、洗濯物や布団が干してあると、生活に影響を及ぼす場合があります。また、自分の作物には必要な消毒が、隣接の作物にはかかってはいけない種類である場合もあります。
農家には、専業農家のほか、平日や昼間は会社等に勤め土日や朝夕に農作業を行う兼業農家などがあります。代々続く農地を守る人、家を守る人、縁あって市民となった人、夜勤のある人、小さなお子さんなど、さまざまな人がいます。すべての人が不快な思いをせずに生活できる社会環境をつくることはなかなか難しいことですが、近隣の人がどのような仕事や生活をしているかを理解し合いながら快適な暮らしを送ることができる地域でありたいと考えています。
農家の方は、住宅に近い場所で農作業を行う場合には時間帯等を考慮していただきますよう、また、非農家の方は、やむを得ずその時間帯に農作業が行われていることをご理解いただきますよう、同じ地域に暮らすみなさまからのご協力をお願いします。