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正副議長挨拶
議長 赤羽 誠治(あかはね せいじ)
このたび、歴史と伝統ある塩尻市議会の第25代議長に就任しました赤羽誠治でございます。私自身、限りなく光栄に存じますと同時に議会の長の責任は極めて重大であり、身の引き締まる思いと緊張感に包まれます。
現在、塩尻市を取り巻く環境は、毎年変化しております。厳しい財政状況の中、人口減少・少子高齢化に対応する的確な施策の実施、医療・福祉・教育環境等の充実、中心市街地の活性化、公共施設を始めとした社会インフラ整備への課題などに直面しております。
このような市政の現状を踏まえ、市議会の果たすべき役割は、極めて重要であります。議会として行政に対する監視・チェック機能を果たし、政策立案や政策提言機能を更に高め、多様な市民の皆様の民意を市政に反映させる責務を担っております。
市民の皆様にとって身近で開かれた信頼される議会を目指して、対話と議論を重ね市政発展のため誠心誠意努めてまいります。
市民の皆様におかれましては、今後ともご理解とご指導を賜りますようお願い申しあげます。
副議長 篠原 敏宏(しのはら としひろ)
さきに全国の地方議会の「改革度」ランキングが早稲田大学デモクラシー創造研究所から公表されました。松本市議会が4位、飯田市議会が15位…に対して塩尻市は300位にも入っていません。一方、2年前の市議選投票率は、過去最低を記録しました。これは議会や政治に対する市民の関心度が低下していることの表れですが、両者にはなんらかの相関関係があり、「議会活動の見える化」がそのキーワードのような気がします。本市議会基本条例には「議員相互間の自由闊達な議論を行い、市政の課題に関する論点を市民に明らかにしていく」とありますが、達成には道半ばであります。議案審議や委員会を通じた政策提言等の場でそういう場づくりを具体的に行い、それを積極的に発信していく議会を目指します。
赤羽議長は、市民に開かれた議会及び議会政策力の強化を議長公約に掲げています。ここに向けて議長を支えることを副議長の旨とし、ともに議会改革に取り組んで参ります。