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市の文化財
市の文化財58件について記載しています。
市指定有形文化財 建造物
名称 | 指定年 | 員数 | 所有者 | 備考 |
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永福寺観音堂 | 昭和45年 | 1 | 永福寺 | 万延元年(1860年)立川流の二代目和四郎富昌の作 |
諏訪神社本殿 | 昭和60年 | 1 | 個人 | 神社建築。二間社流造、こけら葺、漆塗、享保17年(1732年)築 |
鎮神社本殿 | 昭和60年 | 1 | 鎮神社 | 神社建築。一間社流造、こけら葺、漆塗、寛文4年(1664年)築 |
麻衣廼神社本殿 | 昭和60年 | 1 | 麻衣廼神社 | 神社建築。三間社流造、こけら葺、漆塗、延享4年(1747年)築 |
観音寺山門 | 昭和60年 | 1 | 個人 | 楼門。三間一戸、入母屋平入、銅板葺、寛政3年(1791年)築、普請帳あり |
原家住宅 | 平成16年 | 2 | 個人 | 民家建築。木造2階建、切妻平入、鉄板葺、天保年間築、奈良井宿の代表的旅籠建築、主屋・土蔵各1棟 |
永福寺仁王門 |
平成20年 |
1 | 永福寺 | 立川(立木)音四郎種清により、明治27年に完成。木鼻の一部に未完成の箇所が残存しているものがあり、彫刻技術上からも貴重 |
伊夜彦社本殿 | 平成28年 | 1 | 伊夜彦社 | 神社建築。一間社流造、銅版葺、文化14年(1817年)立川流の二代目和四郎富昌の作 |
市指定有形文化財 彫刻
名称 | 指定年 | 員数 | 所有者 | 備考 |
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常光寺の木造如意輪観音坐像 | 昭和46年 | 1 | 常光寺 | 寄木造、漆箔の坐像、像高84.5センチメ-トル、鎌倉中期の作 |
市指定有形文化財 書跡・典籍・古文書
名称 | 指定年 | 員数 | 所有者 | 備考 |
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贄川本陣絵図 | 昭和60年 | 1 | 塩尻市 | 書跡・典籍・古文書。贄川宿本陣の平面図、江戸末 |
常光寺の古写経 | 平成元年 | 45 | 常光寺 | 南北朝時代に書写された経本 |
原家文書 | 平成元年 | 12,980 | 個人 | 江戸時代中後期から明治、大正時代の文書 |
青木家文書 | 平成7年 | 22,904 | 個人 | 江戸時代から明治、大正時代の文書、書状、書簡類 |
川上文書(塩尻宿本陣) | 平成10年 | 2,243 | 塩尻市 | 江戸時代から明治時代初期の文書。塩尻宿関係他 |
紙本著色奈良井村絵図 | 平成16年 | 1 | 塩尻市 |
屋鋪田畑画図面、信州筑摩郡奈良井村検地帳から成る。享保9年(1724年)の検地に基づく文書を天保10年(1839年)に書写、現在の地籍調査に匹敵する正確性を備える |
菅江真澄直筆史料 | 令和2年 | 12 | 洗馬小学校ほか |
江戸時代の紀行家、菅江真澄が本洗馬に逗留していたころに書き残した直筆の史料。和歌、草稿、詠歌集など12点。真澄の和歌への造詣の深さや、地元住民との交流の軌跡を知る上でも貴重で価値が高い。 |
奈良井宿絵図 | 令和3年 | 6 | 奈良井区ほか | 近世に作成された奈良井宿に関する絵図6点で、それぞれ、家主の名前や建物の間口・奥行・間取り・畳数、馬役・人足役、職種などが記載されているものなどがある。各絵図や関連史料を相互に比較・検証することにより、17世紀後半~幕末期の近世奈良井宿の様相の変遷を窺い知ることができる。 |
市指定有形文化財 工芸品
名称 | 指定年 | 員数 | 所有者 | 備考 |
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小野神社の鐸鉾 | 昭和49年 | 1 | 小野神社 | 祭儀用の神器 |
小野神社の梵鐘 | 昭和49年 | 1 | 小野神社 | 永禄7年(1564年)武田勝頼の寄進 |
東漸寺の奥田信斎作品 | 昭和49年 | 13 | 東漸寺 | 末梢的でなく厚く重い胎土、鈍くだっぷりとした釉が特色 |
無量寺の半鐘 | 昭和49年 | 1 | 無量寺 | 享保8年(1723年)松本の鋳物師浜伊右衛門の作 |
入道焼 | 平成元年 | 48 | 塩尻市ほか | 南熊井の田中五左衛門によって創始 |
西福寺開山和尚の袈裟 | 平成元年 | 1 | 西福寺 | 才応総芸和尚より西福寺開山圭嶽珠白和尚に永禄3年(1560年)に伝衣された袈裟 |
木曽堆朱塗座卓 | 平成13年 | 1 | 塩尻市 | 昭和6~7年(1931~1932年)製作。木曽堆朱座卓第1号 |
市指定有形文化財 考古資料
名称 | 指定年 | 員数 | 所有者 | 備考 |
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中挾遺跡出土の玉類 | 平成元年 | 158 | 個人 | 弥生時代の装身具 |
焼町遺跡出土の焼町土器 | 平成5年 | 1 | 塩尻市 | 昭和44年(1969年)発掘。破損のほとんどない縄文中期の土器 |
平出遺跡出土の平出3類A土器 | 平成5年 | 1 | 塩尻市 | 昭和26年(1951年)発掘。深鉢形の縄文中期の土器 |
下境沢遺跡出土の黥面付土器 | 平成14年 | 1 | 塩尻市 | 弥生時代初頭の入墨を表現した顔を付けた土器 |
和手遺跡出土の火熨斗 | 平成14年 | 1 | 塩尻市 | 平安時代の火熨斗 |
市指定無形民俗文化財
名称 | 指定年 | 員数 | 所有者 | 備考 |
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小野神社ねんじり棒祭 | 昭和45年 | 小野神社 | 豊作祈念の祭り | |
南内田のササラ踊り | 昭和53年 | 内田小唄保存会 | ササラで拍子をとりながら、内田小唄に合わせておどる盆踊りである | |
洗馬神明宮大神楽 | 平成7年 | 宗賀洗馬大神楽保存会ほか | 神明宮例大祭で行われる獅子神楽 | |
床尾神社御神楽 | 平成7年 | 床尾祭典執行会 | 床尾神社例大祭で行われる獅子神楽 | |
鎮神社祭礼 | 平成13年 | 鎮神社 | 鎮神社例祭の神輿渡御を中心とした祭事・芸能 | |
小野神社御柱祭り | 平成18年 | 小野神社氏子 | 小野神社御柱祭りの祭事・芸能 |
市指定史跡
名称 | 指定年 | 員数 | 所有者 | 備考 |
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平出の泉とその周辺 | 昭和45年 | 平出区 | 豊富な湧水と周囲の桜や木々が美しい景観をなしている | |
郷原宿の区画割と古井戸 | 昭和45年 | 慶長19年(1614年)小笠原秀政の命により宿場としての機能を整えた | ||
小丸山遺跡 | 昭和45年 | 塩尻市ほか | 縄文中期の大集落址。多量の土器、石器等が出土 | |
平出一里塚 | 昭和46年 | 2 | 塩尻市 | 南塚、北塚の2基が現存、頂上には松が植えられている |
高札場 | 昭和55年 | 1 | 岩垂区 | 庶民の間に法令等を徹底させるための施設 |
若神子一里塚 | 昭和60年 | 1 | 塩尻市 | 中山道の一里塚、江戸初期 |
橋戸一里塚 | 昭和60年 | 1 | 個人 | 中山道の一里塚、江戸初期 |
押込一里塚跡 | 昭和60年 | 1 | 個人 | 中山道の一里塚、江戸初期 |
東山一里塚 | 平成元年 | 1 | 個人 | 中山道の一里塚。幅12メートル奥行13メートル高さ4メートルの塚1基 |
中山道石垣 | 平成元年 | 個人 | 交通関係史跡、江戸初期 | |
洗馬焼和兵衛窯跡 | 平成7年 | 塩尻市ほか | 江戸時代から大正時代初期にかけて生産された洗馬焼の窯跡 |
市指定名勝
名称 | 指定年 | 員数 | 所有者 | 備考 |
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長興寺庭園 | 昭和46年 | 長興寺 | 江戸中期の池泉様式の庭園 |
市指定天然記念物
名称 | 指定年 | 員数 | 所有者 | 備考 |
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飯綱稲荷神社樹叢 | 昭和46年 | 個人 | ヒノキ、イチイとスギからなる樹叢 | |
釜の沢マルバノキ自生地 | 昭和46年 | 個人 | 中部地方で最東北限の隔離分布地 | |
相吉のシダレグリ自生地 | 昭和46年 | 北小野 | 相吉の溜池に面し、南斜面約100本が自生 | |
財産区 | ||||
池生神社社叢 | 昭和46年 | 池生神社 | トチの巨木が多く約180種の広葉樹が自生 | |
床尾神社のアサダ大木群 | 昭和46年 | 床尾神社 | 幹囲3.24メートルの大木をはじめ多数の大木あり | |
東漸寺のシダレザクラ | 昭和46年 | 1 | 東漸寺 | 幹囲4.89メートル、シダレザクラでは市内最大の老木 |
諏訪神社社叢 | 昭和61年 | 個人 | モミ・スギ・アカマツを主に、ヒノキ・イチイ・ウラジロモミ・ツガなどからなる樹叢 | |
鎮神社社叢 | 昭和61年 | 鎮神社 | スギ・ハリモミ・ケヤキの大木のほか、イチイ・ウラジロモミ・ヒノキ・カラマツ・トチなどからなる樹叢 | |
麻衣廼神社社叢 | 昭和61年 | 麻衣廼神社 | スギ・ケヤキ・ウラゲエンコウカエデ・クリの大木のほか、イチイ・ヒノキ・スギなどからなる樹叢 | |
権兵衛峠のカラマツ | 平成13年 | 1 | 林野庁 | 樹高34.5メートル、幹囲3.9メートルで推定樹齢250年。通称「ジャンボカラマツ」 |
下西条ウラジロモミ大樹群 | 平成20年 | 1 | 塩尻市 | 胸高周囲165センチメートル~453センチメートル、樹高20メートル~39メートルにわたる13本のウラジロモミからなる。わが国の森林でウラジロモミ大樹群の存在は珍しい |