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第39回全国短歌フォーラムin塩尻 入賞作品発表
全国から1,610首の御投稿をいただいた、第39回全国短歌フォーラムin塩尻の入賞作品が決定しました。
御投稿いただいた皆様、御協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
最優秀作品
自由題
蜻蛉が五限の理科に迷い込み学級日誌の一面飾る 北海道 滝川市 武田 生吹
▲評 永田 和宏
五限目の理科の時間に迷い込んできた蜻蛉。誰もが眠かった教室が、それだけで一気に盛り上がったのだろう。「学級日誌の一面飾る」という簡潔な結句で、その様子がよくわかる。
題詠「音」
音だけで君だとわかる靴底を少し引きずる右足が好き 長野県 塩尻市 児野 帆純
▲評 永田 和宏
五感を集中して、「君」を感じていたいと思う作者だからこそ、目に見なくとも近づいてくる君の存在はいち早くキャッチしてしまう。「靴底を少し引きずる右足が好き」がいい。
優秀賞以下の入賞作品は、全国短歌フォーラムin塩尻のホームページで発表しています。
画像をクリックすると短歌フォーラムのホームページが開きます。