アスベストの基本情報と相談窓口

アスベストの基本情報

アスベストとは？

アスベストは、自然界に天然で存在する「繊維状ケイ酸塩鉱物」で別名「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。成分はケイ素、鉄、マグネシウム、カルシウム等で、それ自体に有害物質は含まれていません。

※向かって左がアスベスト、右がロックウールの顕微鏡写真（どちらも同倍率100倍）

アスベストはどのような性質を持っていますか？

アスベストは、熱・磨耗・酸やアルカリに対して強く、さらに電気を通さないなど優れた性質を持っています。通常の環境では安定しており自然分解しないため、蓄積しやすいという特性も持ち合わせています。また、アスベストは繊維状でとても細かいので、大気中に飛散しやすい性質があります。

どうして危険なのですか？

アスベストの繊維を吸い込むことにより、中皮腫、肺ガン、アスベスト肺などの病気が発症するおそれがあると言われています。

アスベストとロックウール（岩綿）、グラスウールは違うものなのですか？

別物です。ロックウールやグラスウールは自然界に存在しない人工繊維物質であり、アスベストよりも繊維が太い特徴があります。

アスベストに関する相談はこちらへ

• 建築・建材に関する相談・・・建設事業部建築住宅課
• 健康に関する相談・・・健康福祉事業部健康づくり課

※開設時間午前8時30分～午後5時15分（土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く）

アスベストに関する長野県の取り組みはこちらへ＜外部リンク＞