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有毒きのこ食中毒注意報が全県に発出されました
有毒きのこによる食中毒を防止するために、全県に食中毒注意報が発出されました。県内でもドクツルダケ及びコテングダケモドキ(推定)の誤食により死亡する事例が発生しており、野生きのこの喫食には十分な注意が必要です。テングダケ科のきのこは有毒です。
4つのポイントを守って、有毒きのこによる食中毒防止を徹底してください。
ツバやツボがあるきのこは猛毒きのこが多いので食べない!
- テングダケ科のきのこの特徴
柄の根元部分にはツボがある。また、生えている時にツボは隠れていることがあり、注意が必要。
- ドクツルダケによる食中毒の症状
食後6~24時間で嘔吐、下痢、腹痛、などの症状が現れ、一旦回復した後、肝臓、腎臓機能障害が現れる。適切な処置が行われない場合は死亡することもある。
- コテングダケモドキによる食中毒の症状
肝細胞への毒性や胃腸系から神経系への症状が示されている。
有毒きのこによる食中毒予防の4つのポイント
- わからないきのこた採らない、食べない、売らない、人にあげない。
- 食べられるきのこの特徴を完全に覚える。
- わかっていても、もういちどよく確認する。
毎年採って食べているきのこでも、同じ時期や場所に、類似した毒きのこが生えている場合があります。 - 誤った言い伝えや迷信を信じない。
×「柄が縦に裂けるきのこた食べられる」
×「ナスと一緒に煮ると毒消しになる」 など
もし、きのこ中毒だと思ったら!
- すぐに医師の診察を受けましょう
- 食べ物が残っている場合は、受診の際に、お持ちください。
関連情報
- 「有毒きのこにご注意を!」(長野県ホームページ)<外部リンク>
- 毒キノコによる食中毒に注意しましょう(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>