ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 健康福祉部 > 健康づくり課 > 守ろう大切な腎臓~かん腎なことは食生活にあり~

本文

守ろう大切な腎臓~かん腎なことは食生活にあり~

ページID:0003335 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

 平成30年度の地区栄養教室は「守ろう大切な腎臓~かん腎なことは食生活にあり~」というテーマで、腎臓のお仕事や、腎臓にやさしい食生活のポイント、減塩の工夫についてを勉強しました。

腎臓のお仕事について

どんな仕事をしているの?

腎臓の働きの画像
腎臓は左右合わせて2つ。1つは握りこぶし1個分の大きさです。

腎臓は寡黙な頑張り屋さん

とっても頑張り屋さんなので、自覚症状も無く、腎臓自身は傷ついてもすぐに教えてはくれません。
体調不良を自覚した時には、もう腎臓はボロボロ…なんてことも。
そんな腎臓ですが、本当は小さな声で信号を出してくれています。
その信号をすぐキャッチして腎臓を守れるよう、定期的に健康診断を受けましょう!

腎臓を傷つけてしまうものとは?

高血圧(130mmHg以上/85mmHg以上)

  • 塩分の多い食事をすると、体が体内バランスを保つために水を欲しがります。水を大量に飲むと血液量が増え、血圧が上がって血管を傷つけてしまいます。これを繰り返すと動脈硬化を引き起こします。
  • 腎臓でも同様のことが起こります。これを繰り返すと、腎臓が働けなくなってしまいます。
  • 高血圧の方は、塩分量が1日6グラム未満になるような減塩食を心がけましょう。

高血糖(糖尿病、空腹時血糖100ミリグラム/dL以上、HbA1c5.6以上)

  • 高血糖の状態が長く続く糖尿病は、透析療法に至る病気の原因第1位です。
  • 高血糖の状態が続くと、腎臓の毛細血管が傷付いて腎臓の機能が低下します。
  • 血糖値を安定させるために、砂糖は1日20グラム以下を心掛けましょう。

肥満(BMI25以上、腹囲85センチ以上(男性)、腹囲90センチ以上(女性))

  • 内臓脂肪が蓄積すると血液量が増え、特に細い血管でできている腎臓に負担をかけます。また、内臓脂肪の蓄積は高血圧、糖尿病、脂質異常症を引き起こしやすくします。これらが引き起こされる事で、更に腎臓に負担がかかります。

※この他にも脂質異常症、過度の飲酒、喫煙、脱水、なども腎臓を傷つけます。
 普段から食生活や生活習慣に気を配り、健康的な毎日を過ごしましょう。

腎臓にやさしい食事をするためのポイント

1.おいしく減塩しよう

  • 高血圧は血管に負担をかけます。毛細血管という細い血管でできている腎臓は、他の太い血管に比べて負担がかかりやすく、傷つきやすいです。
  • 日々の食事の味付けを工夫して、簡単においしく減塩しましょう!

おいしく減塩しようの画像

2.高血糖を予防しよう

  • 高血圧と同様に、高血糖も血管を傷つけます。そして、毛細血管の集まる腎臓にも負担をかけて傷つけるのです。
  • 糖質や砂糖の多い食品や、血糖値を急上昇させる果物の食べ過ぎに注意しましょう。

高血糖を予防しようの画像

3.肥満を解消しよう

  • 肥満の解消は、高血圧症や糖尿病、脂質異常症などの予防だけでなく、最終的に腎臓を守ることにも繋がります。

肥満を解消しようの画像

教室で配布した資料

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)