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「ノロウイルス食中毒注意報」が全県に発出されました

ページID:0017313 更新日:2025年1月30日更新 印刷ページ表示

長野県内において、感染性胃腸炎患者の届出数に増加傾向が見られることから、「ノロウイルス食中毒注意報」を発出し、食品を取り扱う方々に注意を呼びかけています。

手洗いを徹底し、食品の取扱いには十分注意して、食中毒を予防しましょう。

「ノロウイルス食中毒予防のポイント」は、以下の通りです。

ノロウイルス食中毒防止のポイント

特に症状がなくても感染者である可能性を自覚し、ノロウイルス食中毒を予防しましょう。

調理する人の健康管理

  • 普段から感染しないように食べ物や家族の健康状態に注意する。
  • 症状があるときは、食品を直接取扱う作業をしない。
  • 症状があるときは、すぐに責任者に報告する。

作業前などの手洗い

  • 手を洗うタイミング
    ・トイレに行ったあと
    ・調理施設に入る前
    ・料理の盛り付け前
    ・次の調理作業に入る前
  • 石けんを使用し、汚れの残りやすいところをていねいに洗い、流水でしっかり流しましょう。
    ・指先、指の間、爪の間
    ・親指の周り
    ・手首
    ※手洗いは2回繰り返すと効果的です。

食品の加熱調理

  • 中心温度85~90℃で90秒以上加熱しましょう。

調理器具の消毒

  • 洗剤などで十分に洗浄し、熱湯で加熱または次亜塩素酸ナトリウム等の消毒剤で消毒する。

※消毒剤の十分な効果を得るためには、使用前の清掃や洗浄が重要です。
※有効性を示す製品を選択し、正しい使用法で用いましょう。

ノロウイルスについて

特徴

  • 人の小腸のみで増殖し、下痢、おう吐等の胃腸炎症状を呈する。
  • 少ないウイルス量(10~100個程度)でも感染する。
  • 症状がなくなっても、数週間、便とともにウイルスを排泄する。
  • 感染しても症状がでない人(不顕性感染者)でも、便中にウイルスを排泄する。

症状

【潜伏期間】

  • 感染から発症まで24~48時間

【主な症状】

  • 吐き気、おう吐、下痢、腹痛、発熱が1~2日続く
  • 感染しても症状がない場合や、軽い風邪のような症状のこともある
  • 乳幼児や高齢者は、おう吐物を吸い込むことによる肺炎や窒息、脱水による重症化にも要注意

感染経路

【食品から感染】

  • 感染した人が調理や盛付けなどをして汚染された食品を食べる
  • ウイルスの蓄積した、加熱不十分な二枚貝を食べる (例)生ガキなど

【人からの感染】

  • 患者の便やおう吐物からの二次汚染
  • 家庭や施設内などでの飛沫などによる感染

塩素消毒の方法

次亜塩素酸ナトリウムを水で薄めて「塩素消毒液」を作ります。家庭用の塩素系漂白剤でも代用できます。

塩素消毒の方法
  調理器具、環境などの消毒や拭き取り
(200ppmの濃度の塩素消毒液)
おう吐物などの処理
(1000ppmの濃度の塩素消毒液)
製品の濃度 液の量 水の量 液の量 水の量
12% 5ミリリットル 3リットル 25ミリリットル 3リットル
6% 10ミリリットル 3リットル 50ミリリットル 3リットル

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