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夏季食中毒注意報が発令されました(第2回)
7月25日から7月27日までの3日間、長野県内に夏期食中毒注意報が発令されました。現在、気温・湿度ともに高い気象条件が続いており、食中毒の原因になる細菌が非常に増えやすくなっています。特に調理をする際は、以下のとおり気をつけましょう。
食中毒予防の3つのポイント(細菌をつけない・増やさない・やっつける)に注意して、食中毒を予防しましょう。
調理の際の注意点
■調理の前の準備
- ゴミや不要なものは片付けておきましょう。
- 清潔なまな板、包丁、ふきん等を用意しましょう。
- 調理前や肉・魚を触った後は、手を石けんで十分に洗いましょう。
- 凍結している食品を調理台に放置したまま解凍するのはやめましょう。
- 解凍した食品を使わないからといって、冷凍や解凍を繰り返すのは危険です。
■調理
- 肉や魚などの汁が、果物やサラダなど生で食べる物や調理の済んだ食品にかからないようにしましょう。
- 生の肉や魚を切った後、洗わずにその包丁やまな板で、果物や野菜など生で食べる食品や調理の終わった食品を切ることはやめましょう。洗ってから熱湯をかけるなど消毒して使うことが大切です。
- 包丁やまな板は、肉用、魚用、野菜用と別々にそろえて、使い分けるとさらに安全です。
- 加熱調理をする場合は十分加熱しましょう。特にハンバーグや調味液に漬け込んだ肉は、肉の中心部まで食中毒菌に汚染されていることがありますので注意が必要です。
(目安は中心部の温度が75℃で1分間以上です。)