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マイマイガの卵塊駆除にご協力ください
市内各地や近隣市町村でもマイマイガの大量発生が報告されています。
原因は不明ですが、約10年周期で大量発生を繰り返し、その後2~3年継続すると言われています。
翌年以降の大量発生を抑制するため、ご自宅や所有地で発生している場合は、卵塊の駆除にご協力ください。
マイマイガとは
マイマイガはドクガ科に属する蛾の一種です。
幼虫は、4月から6月頃にふ化し、針葉樹や広葉樹などほとんどの植物の葉を食べて成長し、7月から8月頃に成虫になります。
成虫は、夜間に街灯などの照明に集まり、近くの外壁や樹木等に、数百個の卵が入った卵塊を産み付けます。
成虫の寿命は一週間程度ですが、卵塊はそのまま翌年の春まで残り、再び発生を繰り返します。
マイマイガの成虫(左側オス、右側メス) マイマイガの成虫メスと卵塊
卵塊の駆除について
翌年以降の大量発生を抑制するには、卵塊の駆除が効果的です。
壁などを傷つけないよう、底を切り取ったペットボトルやヘラなどを使って、卵塊をそぎ落とします。そぎ落とした卵塊は、燃えるゴミに出してください。
駆除作業を行う際には、成虫や卵塊の毛が舞い上がり、触れた部分が赤く腫れることもあるため、長袖にマスクやゴーグル、手袋などを着用のうえ、周りにいる方にも十分注意して行ってください。
ペットボトルを利用した卵塊の駆除方法
容量が500ミリリットル程度の角型ペットボトルを半分に切り取ります。
切り取る際には刃物と、切口の取り扱いに十分ご注意ください。
ペットボトルのふたを閉め、卵塊をそぎ落として駆除します。
駆除作業を行う際には、成虫や卵塊の毛が舞い上がりますので、触れたり、吸い込んだりしないようご注意ください。
切り取ったペットボトルを、長い棒などにテープで固定すれば、高い場所にも使うことができます。