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冬季の省エネに取り組みませんか?

ページID:0027686 更新日:2022年12月5日更新 印刷ページ表示

冬季は、暖房や加湿器などの使用でエネルギー使用量が増加する季節です。
特に今冬は、国内外のエネルギーを巡る情勢変化を踏まえ、電力需給が非常に厳しい見通しが示され、7年ぶりに全国に節電が要請されています。
省エネは、限りあるエネルギー資源を効率よく使うことができるだけでなく、エネルギー使用で発生する温室効果ガスの排出を抑制することができ、地球温暖化の防止につながります。
コロナウイルス感染症対策を行いつつ、体調に気を付けながら、無理のない範囲で家庭やオフィスで省エネに取り組み、効率よくエネルギーを使いませんか。

冬季の省エネに関する情報を紹介します。

家庭やオフィスで取り組める冬季の省エネ例

エアコン

  • 暖房時の室温は20度を目安にする
    暖めすぎにならないよう20度を目安に温度調節をしましょう。重ね着などを行い、体調に十分注意して、無理のない範囲で温度管理をしましょう。
    冬の暖房時の温度設定を1℃高くすると約10%の消費電力の削減になります。体調には十分注意し、無理のない範囲で取り組みましょう。感染症対策のため換気は必ず行いましょう。
  • フィルターをこまめに掃除する
    フィルターにホコリがたまっていると、吸い込む空気の量が減り、暖房効率が下がってしまいます。月に2回を目安に掃除しましょう。
  • 室外機の周辺を片付ける
    室外機周辺に障害物があると、暖房効率が下がって、消費電力が増加する原因になります。
    また、雪が室外機回りに積もってしまったり、室外機に雪が吸い込まれたりすることで暖房効率が下がってしまうことがあります。雪が降る前に雪対策も行いましょう。
  • こまめにオンオフを控える
    エアコンは設定温度に達するまでに大きな電力を使い、そのあとは比較的小さな電力で室温を保ちます。そのため、頻繁なオン・オフは省エネにならないこともあります。
  • 風向きを調整する
    風向きを下に向けて設定することで、下に向かって出た空気が自然と天井に向かい、部屋全体を暖めることができます。
    体に直接風を当てると実際の室温よりも寒く感じることがあります。
  • 室温を40%~60%に保とう
    室温が上がると体感温度も上がります。
    加湿器を部屋の中央やエアコンの真下に設置すると、効率よく全体の湿度を上げることができます。
    たたし、加湿しすぎると結露やカビの原因になるため注意が必要です。

  エアコンイラスト

ガス・石油ファンヒーター

  • 早めにOFFしよう
    室温は、急には下がりませんので、お出かけや寝る直前に切るのではなく、15分前くらいに切ることで燃料消費を抑えることができます。
  • 窓際に設置しよう
    窓を背にして置くと暖房効果が大きくなります。反対に窓から離れた場所に置くと、暖かい空気が窓際で冷やされ、室内に循環し暖房効果が悪くなります。

節電・設定変更

  • 使わないときはこまめに電源を切ろう
    主電源を切ることで待機時の消費電力を抑えることができます。
  • 機器の設定を変更しよう
    冷蔵庫内の温度設定を見直してみましょう。設定を「強」から「中」や「弱」設定すると消費電力が小さくなります。
    その他、省エネモードがある機器は、省エネモードを活用しましょう。活用することで消費電力を抑えることができます。

  電源を切ろうイラスト

冷蔵庫

  • 冷蔵庫の開閉は無駄なく、時間を短くする
  • 冷蔵庫の中は食品の隙間をあけ、詰め込まない
  • 熱いものは冷ましてから入れる
    熱いままでいれると、冷蔵庫内の温度があがり、冷やすのに余分なエネルギーがかかります。

その他

  • 厚手のカーテンに代えよう
    窓から入ってくる冷気を遮り、暖かい空気を逃げにくくする効果があります。
  • 重ね着や厚着をしよう
    ​重ね着や厚着など衣服を工夫することで体感温度が上がります。体調には十分注意し、無理のない範囲で取り組みましょう。
  • 扇風機・サーキュレータを併用する
    扇風機・サーキュレーターを併用して、暖かい空気を循環させ、部屋全体を暖めましょう。
  • 空気清浄機を窓から離れた場所に置こう
    空気清浄機の風が窓に当たることで窓際の冷たい空気も部屋の中に入ってきてしまい、部屋が暖まりにくくなります。

冬季の省エネに関するリンク集

   環境省のページです。
   一人ひとりのライフスタイルの転換を促す「ゼロカーボンアクション30」などの普及啓発を行っています。

   経済産業省のページです。 
   家庭の中でできる、効果的な省エネ・節電の方法を具体的に紹介しています。

   資源エネルギー庁のページです。
   家庭や事業所での夏季の省エネ・節電メニューを紹介しています。

   長野県地球温暖化防止推進センターのページです。 
   [信州版]冬の省エネガイドブックを公開しています。

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