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夏季の省エネに取り組みませんか?
夏季は、冷房使用などでエネルギー使用量が増加する季節です。
特に今夏は、国内外のエネルギーを巡る情勢変化を踏まえ、電力需給が非常に厳しい見通しが示され、7年ぶりに全国に節電が要請されています。
省エネをすることで、限りあるエネルギー資源を効率よく使うことができるだけでなく、エネルギー使用で発生する温室効果ガスの排出を抑制することができ、地球温暖化の防止につながります。
コロナウイルス感染症対策や熱中症対策などを行いつつ、体調に気を付けながら、無理のない範囲で家庭やオフィスで省エネに取り組み、効率よくエネルギーを使いませんか。
夏季の省エネに関する情報を紹介します。
家庭やオフィスで取り組める夏の省エネ例
エアコン
- 冷房時の室温は28度を目安にする
夏の冷房時の温度設定を1℃高くすると約13%(約70W)の消費電力の削減になります。熱中症や体調には十分注意し、無理のない範囲で取り組みましょう。感染症対策のため換気は必ず行いましょう。 -
フィルターをこまめに掃除する
フィルターにホコリがたまっていると、吸い込む空気の量が減り、冷房効率が下がってしまいます。月に2回を目安に掃除しましょう。 -
こまめにオンオフを控える
エアコンは設定温度に達するまでに大きな電力を使い、そのあとは比較的小さな電力で室温を保ちます。そのため、頻繁なオン・オフは省エネにならないこともあります。 - 扇風機・サーキュレータを併用する
扇風機・サーキュレーターを併用して、涼しい空気を循環させ、部屋全体を冷やしましょう。 - 室外機周りに物を置かない
排気をスムーズにするため、室外機回りは物を置かないようにしましょう。
節電・設定変更
- 使わないときはこまめに電源を切ろう
主電源を切ることで待機時の消費電力を抑えることができます。 -
機器の設定を変更しよう
冷蔵庫内の温度設定を見直してみましょう。設定を「強」から「中」や「弱」設定すると消費電力が小さくなります。
その他、省エネモードがある機器は、省エネモードを活用しましょう。活用することで消費電力を抑えることができます。
冷蔵庫
- 冷蔵庫の開閉は無駄なく、時間を短くする
- 冷蔵庫の中は食品の隙間をあけ、詰め込まない
- 熱いものは冷ましてから入れる
熱いままでいれると、冷蔵庫内の温度があがり、冷やすのに余分なエネルギーがかかります。
その他
- 昼間の日差しをブラインドやカーテンなどでカットする
カーテンやブラインドを閉めることで、窓からの熱の出入りを防ぐことができます。 - 軽装で過ごす
綿や麻、レーヨンなど涼しい素材や半袖など衣類を着ましょう。
夏の省エネに関するリンク集
環境省のページです。
一人ひとりのライフスタイルの転換を促す「ゼロカーボンアクション30」などの普及啓発を行っています。
経済産業省のページです。
家庭の中でできる、効果的な省エネ・節電の方法を具体的に紹介しています。
- 夏季の省エネ・節電にご協力ください | 省エネルギー政策について|省エネルギー・新エネルギー|資源エネルギー庁 (meti.go.jp)<外部リンク>
資源エネルギー庁のページです。
家庭や事業所での夏季の省エネ・節電メニューを紹介しています。 - 省エネ事例集 | 長野県地球温暖化防止推進センター (nccca.or.jp)<外部リンク>
長野県地球温暖化防止推進センターのページです。
[信州版]夏の省エネガイドブックを公開しています。