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移住者インタビュー(東京都→木曽平沢) 

ページID:0045281 更新日:2024年8月22日更新 印刷ページ表示

宮脇 拓海さん 巳加さん  (2024年4月移住 夫婦・子ども1人)

宮脇さんご家族3

移住のきっかけは何だったのでしょうか?

拓海さん

学生時代に美大でものづくりを学び、都内のセレクトショップで販売に関わる仕事をしていましたが、次第にものづくりへの想いが強くなりました。そこで、木曽郡上松町にある「木工の東大」と呼ばれる上松技術専門校で木工を学ぶため、家族の理解を得て移住を決意しました。

塩尻市(木曽平沢)を選んだ決め手は?

拓海さん

学生時代に、インターンシップで木曽平沢の漆器店を訪れたことがあったんです。そこで出会った移住者でもある若手職人さんと交流を続けていて、今回の移住についても色々と相談できたのが大きな理由です。

また、木工を学び、ものづくりに携わっていく上でも、木曽漆器の産地である木曽平沢は魅力的でした。

移住前に調べたこと

巳加さん

自分が看護師であることもあって、子どもの医療体制 について気になり、事前に市の保健師に相談しました。

移住全般については、しおじり街元気カンパニーに相談し、移住支援金については市役所に相談しました(残念ながら対象外でした…)。

拓海さん

移住予定の半年前に、下見も兼ねて木曽平沢の民間のお試し住宅に1泊しました。「朝の雰囲気が気持ちいい」と感じたのをよく覚えています。

塩尻市(木曽平沢)に暮らしてみて

巳加さん

これまで山に囲まれた生活はしてこなかったので、身近に山がある生活はとても印象的です。近くを流れる川の音が聞こえるのもいいですね。

線路が近く、電車を見られるので子どもが喜んでいます。

あと、時報の音楽がかわいいですよね(笑)娘が時報の度に手をくるくる回して踊るようになりました。生活の一部になっています。 

※時報は、7時、12時、13時、15時、17時に地元小中学校の新旧校歌や、合併前の楢川村歌のメロディが流れます。

木曽平沢の重伝建の町並みは静かだけど凛としている印象ですね。

 

平沢2 平沢4

塩尻市の気候はいかかですか?

拓海さん

日中は​普通に暑いですね。でも、東京はもっと暑いので。一方で、朝夜は冷えるので日中との寒暖差には少し戸惑っています。とはいえ、涼しいのはありがたいですね。

※取材は7月下旬に実施

移住して苦労していることは?

拓海さん

東京での生活が長かったので、やはり買物は不便さを感じます。今は、車を買ったので、塩尻市内や松本市などへ買物に行きます。

ペーパードライバーでしたが、徐々に運転にも慣れてきました。

子育てやお子さんに変化はありましたか?

巳加さん

家からも山が見えるので、空や山を眺めている様子は、東京にいるときにはなかったもので、移住してよかったと感じる瞬間です。

現在、子どもは保育園の0-1歳クラスに通っていますが、同学年は3人。少人数で上のクラスの子とも関わりを持てるのは、小さい園ならでは。

保育園の近くに市立図書館の楢川分館があるので、子どもの本を中心に利用しています。もともと本が好きな子でしたが、図書館が身近にあることで色んなタイプの本を読んであげられるようになりました。

あとは、家のすぐそばのポケットパークやうるしの里広場がお気に入りで、すべり台や遊具を楽しんでいます。

拓海さん

私は駒ケ根市出身なので、実家との距離が近くなり、子どもが両親と会う頻度が増えました

 

お子さん

移住後に増えた支出は?

巳加さん

やっぱりガソリン代ですね。車に乗るようになったので。そしてこちらのガソリン代はとても高いですね…

あとは、保育料。東京では、子どもが多いので子ども向けの施設を利用していれば知り合いもできたのですが、こちらでは保育園を利用しないと。

同世代の子との刺激がほしいので。

地域との関わりや交流は?

巳加さん

移住してくる前は、知り合いもほぼおらず心細かったです。でも、実際移住すると、子連れの世帯が珍しいこともあってか、気にかけて声をかけてくださる方が少なくなかった ので、とても嬉しく、心強かったです。

山菜など食べ物をいただくこともあります。つくしはここに来て初めて食べました!東京にいた時も直売所はありましたが、野のものをいただく感覚は新鮮です。

今は、地域との関わりはありがたく、心地よいものと感じています。

拓海さん

先日、この地域のお祭りを見に行ったのですが、「来年はお神輿を一緒に担ごうよ」と声をかけてもらいました。ありがたいですね。

これから塩尻市でやってみたいことはありますか?

拓海さん

上松技術専門校を卒業した後は、この地域と関わりながらものづくりができれば と考えています。学校でも漆を扱う授業があり、木曽平沢の職人さんから指導を受ける予定です。

巳加さん

自分の看護師としての経験を活かしたいですね。医療と移住の両面での情報発信みたいなことができたらいいな と思っています。

これから移住を考える方に伝えたいこと

百聞は一見に如かず。やっぱり、一度訪れて生活のイメージを持つことが大事だと思います。

 

家族