【意見・提案】
塩尻市のワイン振興についてです。日本アルプスワインバレーの一角として、今後のワインゴーランドなどの観光型ワイナリー巡りには、塩尻から松本、安曇野、池田、松川、大町までをワインツーリズムのゾーンとして考えていく方が将来性があるように思います。
【回答】
この度は塩尻市の観光に関しご提言いただきありがとうございます。
2013年に「信州ワインバレー構想」が策定されてから、現在では長野県内で5つのワインバレーが認定され70軒を超えるワイナリーが高品質なワイン作りを目指しています。本市においても2014年に桔梗ケ原ワインバレーが認定されて以降、新たなワイナリーやヴィンヤードも増え、ワインをきっかけとした観光地域づくりを進めています。
ご提言の広域的な取組みの必要性については本市においても非常に重要なものであると認識しています。昨年初めて実施し好評をいただいた信毎メディアガーデンのおける広域的なワインイベント「アウトドアワインフェスト」の盛り上がりをみても、インバウンド客を含めた来訪者に対し近隣市町村と連携して行政の垣根なくワインをPRすることは、今後の更なるワイン振興を図る上での一つの解であると承知をしております。
今年3月には松本市、塩尻市、山形村、朝日村の4市村を構成とするワイン特区「桔梗ケ原、松本ワインバレー特区」が新た認定されました。またその4市村に大町市、安曇野市等を加えて組織されている日本アルプス観光連盟においても、かねてよりワイン等をPRしながら誘客に向けた事業を実施しております。
ワインを嗜好する観光客にしてみれば行政境は関係はないものと思います。広域的な観光資源としてのワインをこれまで以上に強く認識しながら、点から線へ、線から面へワイン振興を進め、その相乗効果により更なる発展を図ってまいります。
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