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市政への意見・提案回答(妊婦の新型コロナウイルスワクチン接種について)

ページID:0014060 更新日:2021年8月19日更新 印刷ページ表示
【意見・提案】

現在、新型コロナウイルスの猛威が長野県内でも拡大しており、塩尻市でも連日陽性者の報告がなされております。そこで急がれるのがワクチン接種でありますが、市役所の方、接種に協力している医療機関の方のおかげで、想定よりも早く接種が進んでいると聞き、非常に有り難く思っております。
さて、ワクチン接種の年齢以外の優先事項は、重症化リスクに着目して基礎疾患の有無とBMI値であると把握しております。私はここに、妊婦も追加すべきと考えております。妊娠後期に新型コロナに罹患した場合、重症化リスクが高くなる可能性があると言われており、日本産科婦人科学会でも妊婦へのワクチン接種を勧めるとする文書が出されました。しかし、妊婦の年齢は比較的若年層に偏っているため、現在の塩尻市の順番では、基礎疾患のない妊婦はなかなか予約が回ってきません。妊娠後期にはつわりが再び始まりますし、あまり予定日に近くなってから副反応による高熱を出すことにも不安があるため、できるだけ早くの接種を望んでおります。何より、コロナに罹患した場合、母子感染といった直接的な影響はなくとも、栄養不足や酸素不足による胎児への間接的な影響がないとは言い切れないと考えています。そのことが不安でたまりません。これは私個人の我儘でもありますが、市内の妊婦は皆同じ不安を抱えていると思います。もし9月の予約枠が、また年齢で順を追ってということになるとしても、妊婦は年齢に関係なく予約できるようにしていただけないでしょうか。

【回答】


現在、本市では年齢順に予約受付を実施しております。
今回、妊婦の新型コロナ感染により早産から死産に至ったとの、テレビ・新聞報道を受けまして、本市でも希望する妊婦の優先的な接種向け、塩筑医師会や産婦人科医師と検討を始めました。妊婦の皆さんが安心して、妊娠期および産後の生活が送れるように、対応をしていきます。体制が整いましたら、市ホームページ・広報等でお知らせしていく予定です。
現在、妊娠の経過を見ていただいている産科の主治医と接種について、事前に御相談をしていただきますようお願いします。デルタ株等のウイルスの変異により、市内でも感染者が増加傾向となっております、引き続き、感染防止対策をお願いいたします。