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市政への意見・提案回答(塩尻市の害獣対策と市民全員参加による協働のまちづくり)

ページID:0014058 更新日:2021年7月30日更新 印刷ページ表示
【意見・提案】

農業従事者ですが、害獣に悩まされています。
害獣対策として自分も狩猟免許を取得しましたが、それだけでは技術が養成できません。
自然管理のため狩猟免許を取る若者も見受けられますが、狩猟の世界は経験や実績などが重視され新規参入者の参画方法もなかなか難しそうだと感じております。山中は地主が分からないことが多く、断りを入れられない状況が多いこともあり、若い者が育つ環境ではありません。また、市が持つ罠の道具などは、利用方法などが決まってないことも聞きました。大きな罠だと、一人では運用できません。小さなくくり罠も管理する方法が難しそうです。
ここで提案ですが、エリアごとに協議会的なものを作って害獣に困っている情報を得て、対策にあたるチームを編成し、消耗資材や檻罠などの利用を農林課と進めるなどしてみてはどうでしょうか。
被害者、対策者、管理者などをつないだ組織を考え、対策するチームを編成し指導者と新規従事者をつなぐ機会を作りだせたらと思います。いろんなプランを立て実行し結果を吟味しいろんなことを始めてみてはどうだろうと考えました。良い環境づくりを市民協働で作ることは良いことにつながると思います。

【回答】


有害鳥獣による農畜産物被害を防止するためには、地域住民の皆さんはもとより、猟友会等、関係者の皆さんの御理解、御協力が不可欠であります。本市では、市、猟友会、JA等で構成される塩尻市有害鳥獣駆除対策協議会が中心となって、有害鳥獣対策を行っています。また、通報等を受けた際は、これまでの鳥獣パトロール員に代わり猟友会の各支部が被害状況確認及び罠を設置するなどの現場対応を実施しております。いただきました貴重なご意見を参考に、協議会や県など関係機関の意見を取り入れながら引き続き、効果的な有害鳥獣対策について研究を進めてまいります。