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食育とは?

ページID:0003427 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

食育ってなぁに?

 「食育」という言葉から、どのようなことをイメージしますか? 朝食を食べること、メタボリックシンドロームの予防・改善、栄養のバランスなどを思い浮かべる人も多いでしょう。

 平成17年に制定された『食育基本法』では、「食育とは、生きる上での基本であって、教育の三本柱である知育、徳育、体育の基礎となるべきもの」と位置づけており、様々な経験を通して、「食」に関する知識や「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることを目的として推進されています。

 食育を進めるに当たっては、健全な食生活の実践として、単なる食生活改善にとどまらず、食に関する感謝の気持ちと理解を深めること、伝統的な食文化の継承、地域の特性を活かした食生活に配慮すること等が求められています。

 「食育」は新たな取り組みを起こすことが目的ではなく、人々の生活習慣などの“暮らし方の基本”を改めて見直し、『食』に関する知識と選択する力を習得し、健全な食生活を実践するための“食べ方の基本”を身につけることです。

 特に、家族が集い、楽しく囲む食卓は、おふくろの味、しつけやマナー、食文化の伝承など、学び育てる最適な空間です。この「食卓」という場をおおいに活用して、それぞれの家庭にあった食育をすすめていきましょう。

家族で食事をするイメージ

なぜ今、食育なの?

 朝食の欠食や孤食をはじめ、食生活の乱れなどから肥満や生活習慣病の増加などの健康問題が生じ、家庭で受け継がれてきた伝統ある食文化の消失や食料自給率の低下に伴う資源・環境負荷の増加など、「食」を取り巻く様々な問題が現れています。

 このような環境の中で、健康に対する不安や健康管理の重要性を意識する人が増えています。

 健康と深い繋がりがある「食」について、一人ひとりが自分の生活を改めて見直しをした上で、望ましい食生活を実践し、生涯にわたって健康でいきいきと暮らすことができるよう、「食」に関する知識を深め、「食」を選択する力を高めるため、今こそ家庭を中心に、地域全体で食育に取り組むことが必要です。