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広報しおじり令和元年12月号テキスト版 2ページから5ページ

ページID:0001975 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

広報しおじり2019年12月号テキスト版2ページから5ページがご覧になれます。

特集 子どもの未来を地域で育む 塩尻市コミュニティ・スクールの取り組み

 地域と学校が協働して子どもを育むコミュニティ・スクール。今回の特集では、市内で行われている活動をお伝えします。

問い合わせ 教育総務課教育企画係 電話0263-52-0280 内線3111

地域と学校が協働で子どもを育む

 地域の教育資源を十分に活用した教育活動ができるよう熟議(地域の人や学校の先生などが一緒に行う話し合い)をしたり、具体的な活動計画を立てて活動したりする仕組みを「コミュニティ・スクール」(以後CS)と言います。本市では、平成28年から市内の全小・中学校で取り組みを始めました。
 本市のCSでは、熟議を通して「地域と学校で協働して育てたい子どもの姿」を具体的に考え、共有し、その狙いに即するような活動になるよう地域の特色を生かした教育活動が行われています。「育てたい子どもの姿」の実現に向け、地域と学校で力を合わせ「足し算・かけ算の教育」を行っていくことがCS活動です。

人と人との関わりから生きる力を学ぶ

 子どもたちが生涯を生き抜いていく力は、学校の中で行われる教育にプラスして、多様な人との関わりや、さまざまな経験・体験を重ねていくことで育まれるものです。さらに幅広い世代との関わりによる学びも、成長にとって欠かせないものになります。
 子どもを中心としたCS活動に、地域の皆さんが主体的・自主的に関わる事で、地域の教育力が高まります。人と人とのつながりも充実し、より良い地域づくり・子どもの学びや成長につながります。
 次のページからは、木曽楢川小学校、吉田小学校で実際に行われているCS活動についてお伝えします。

「イラスト」こんな子どもに育てたい「願い」 熟議して決定 → 地域・保護者×学校
「願い」の実現に向け協働して取り組む
「写真」「吉田小夏ゼミ」で、折り紙を使って生き物を作る講座の様子

木曽楢川小学校 地元の産業に誇りと愛着を

「写真」中山道の交通の要所であった贄川関所を見学
「写真」地域の人口減少と、空き家増加の問題を知った子どもたちが、地域の良さをまとめた手作りパンフレットを作成
「写真」パンフレットを図書館に設置したほか、漆器祭などでも直接手渡しで配布
「写真」ランチルームで「山の中のならにこカフェ」を開催し、漆器祭で訪れる人をおもてなし
「写真」漆塗りの技術を地元のプロから直接学び、地元産業の漆器作りを体験
「写真」職員の説明を興味津々で聞き、漆器の歴史を学んだ木曽漆器館見学
「写真」職人の技を間近で見学した、木曽平沢の漆器職人の工場見学

体験を通して地域を学ぶ

 木曽楢川小学校では、木曽漆器をはじめとした地域の産業に誇りと愛着が持てるよう、地域と学校が協働して、体験を通した学習を柱に活動を行っています。具体的には、3年生で地域の歴史・史跡・文化・自然などを地域の皆さんから学ぶ「地域探検」を行い、そこから課題を発見し、その後の活動につなげています。また、地域の歴史や成り立ちを学ぶ「ふるさとキャリア教育」が教育の中に組み込まれ、地域の皆さんが学習を手伝ってくれたり、教員同士で情報共有を行ったりしています。
 このほか、漆器祭などの行事には地域の一員として積極的に参画するなど、地域と学校が一つになって教育活動を行っています。

地域の魅力を子どもたちに

学校運営協議会会長 宮原 正さん(木曽平沢)「写真」
 以前は子どもの漆塗り体験の講師を務めており、現在は地区会長として活動に携わっています。活動を通して、住んでいる地域の魅力や良さを知ってもらう事が大切だと感じました。そのためにも、地域で連携を取りながら活動を続けていきたいと思います。

吉田小学校 地元の吉田地区を知ってほしい

「写真」地域の大人が先生になった「夏休みの宿題をやっつけろ」
「写真」地域の生き物博士と協力し、田川で生物を捕獲した「川での生物観察」
「写真」地元住民を講師にわらを使った作品と、はと笛を作る講座
「写真」木っ端を使い、オリジナルの作品を作った「木で遊ぼう木で作ろう」
「写真」田川高校ダンス部の生徒を講師に開催した「ヒップホップダンス」
「写真」こども食堂、吉田小PTAの協力で開催した「みんなおいでよ吉田っ子レストラン」
「写真」地元企業の協力を得て見学した「セイコーエプソンを見に行こう」
「写真」地域住民を講師に開催した「絵手紙を送ろう」。作った絵手紙は大切な人に送りました。
「写真」地元住民を講師に吉田地区の史跡を巡った「地域めぐり ふるさと吉田」
「写真」吉田地区の皆さんと一緒に料理を作った「吉田の人達と料理を作ろう」
「写真」地域の皆さんと協力しながら交流をした「おばけやしきを作ろう」

地域の皆さんが講師に

 吉田小学校では、地元に愛着を持ってほしいという願いからコミュニティ・スクール(以下CS)活動を行っており、今年度で3年目の取り組みとなりました。具体的には、「吉田小夏ゼミ」と題して普段学校ではなかなか行えない学習や体験活動、補習などを夏休みを利用して行いました(4から5ページ上写真参照)。主に地域の人が講師となって実施し、活動を通して、子どもたちに吉田地区についてもっと知ってもらえるように進めています。本年度は地元企業にもご協力いただき、活動の輪を広げました。
 実施1年目(平成29年度)は、「吉田地区のマスコットを創ろう」をテーマに、吉田地区の歴史・伝承・史跡・自然などを地区の皆さんから学びました。その結果、「吉田マスコット・ちごどり」が完成し、吉田小や、地域関連のお便りに、マスコットキャラクターとして登場するようになりました。1年目の手応えを基に2年目(平成30年度)は13講座を設定し実施しました。参加した子どもやその保護者には好評でしたが、CS組織の中に「夏ゼミ」を企画運営するための組織を新たに作り、早い段階から準備する必要がある、という反省が出されました。
 3年目に当たる本年度は「企画委員会」をCS組織の中に設置し、昨年度秋から本年度の企画(11講座)の準備を行ってきました。また、吉田小PTAにご協力いただいた企画も大好評でした。

できることからご支援を

 本年度の大きな課題は「地域への広報不足」で、昨年度「夏ゼミ」で支援していただいた皆さんから「知らなかった」「今年はないかと思った」という声をいただきました。
 すでに9月より来年度に向けた企画委員会が動き始めていますが、本年度の反省を生かせるよう早めの企画をし、区内全戸に広報できるよう努めたいと思います。
 夏ゼミの最終日に「さようなら」のあいさつをした後、子どもたちが口々に「さようなら。また来年ね。」と言って帰る姿が印象的でした。
 吉田地区にはたくさんの皆さんが暮らしており、それが吉田地区の特色であり教育資源「地域の宝」です。
 より多くの吉田地区の皆さんに「吉田小夏ゼミ」の活動を知っていただき、「できること」でご支援をいただけたら幸いです。吉田地区の未来を創るのはこの子どもたちです。「ぜひ私も支援の輪に加えて!」の声をお待ちしています。

子どもたちの将来につながるような活動を

学校運営協議会会長 森田 和敬さん(吉田五区)「写真」
 学校では普段できない体験を通し、地域ならではの楽しみを知ってもらえたのではと思っています。子どもたちの心の中に、将来につながる「何か」を残す事ができれば良いですね。また、10月の地区の文化祭にかつてCS活動に参加した子どもたちが自ら手伝いに来てくれました。子どもたちと地域が気軽に協力し合える事も活動のうれしい成果だと思います。

夏休みに貴重な体験ができた

島田 想与(そよ)さん 小野 雄介さん(吉田小学校6年)「写真」

島田さん

「夏休みの宿題をやっつけろ」が良かったです。家だとどうしてもダラダラしてしまうけど、今回は、早く宿題ができました。また、なかなか話す機会のない地域の人たちと話せて楽しかったです。

小野さん

「地元の企業見学」では、普段は外観しか見れない工場の中を見学できて、こんなにすごい会社があると知る事ができてかったです。

地域の子どもたちのため、力を合わせて活動してみませんか

 塩尻市のコミュニティ・スクールは、各校ごとに地域に合った特色ある活動を行っています。興味のある人や、自分のスキルを地域のために役立てたい人は、お近くの小・中学校までお問い合わせください。

各小・中学校問い合わせ先

塩尻中学校 電話0263-52-7852
丘中学校 電話0263-52-8973
広陵中学校 電話0263-53-3537
塩尻西部中学校 電話0263-54-2489
楢川中学校 電話0264-34-2242
両小野中学校 電話0266-46-2957
塩尻東小学校 電話0263-52-0315
塩尻西小学校 電話0263-52-0147
桔梗小学校 電話0263-52-3977
広丘小学校 電話0263-52-0742
吉田小学校 電話0263-58-0753
片丘小学校 電話0263-52-1606
洗馬小学校 電話0263-52-0072
宗賀小学校 電話0263-52-1002
木曽楢川小学校 電話0264-34-2004

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※動画は、2018年に作成された内容です