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広報しおじり令和元年8月号テキスト版2ページから5ページ

ページID:0001927 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

特集 遊べる!学べる!平出遺跡

問い合わせ 平出博物館 電話0263-52-1022 平出遺跡公園ガイダンス棟 電話0263-52-3301

夏休みは平出遺跡で遊んで学ぼう!

 平出遺跡公園は、宗賀平出にある本市の縄文時代・古墳時代・平安時代の歴史を学べる遺跡公園です。
 このほか、火おこし体験や勾玉づくり、弓矢飛ばしなどの古代の体験ができ、子どもたちの自由研究にもぴったりです。夏休みにはぜひ平出遺跡へお越しください。
「塩尻駅から平出遺跡公園ガイダンス棟、平出博物館への地図」
「平出遺跡案内図」

平出遺跡公園

 発掘された縄文時代・古墳時代・平安時代の集落跡をもとに、それぞれの時代の住居や畑などを復元しています。

平出遺跡公園ガイダンス棟

 ガイダンスコーナーや休憩コーナー、展望室などがあり、利用者がくつろぎながら学習できる施設です。また、火おこしや勾玉づくりなど、原始・古代に関するさまざまな体験学習も行っています。ぜひお越しください。「写真」

  • 開館時間 午前9時から午後5時
    (体験学習の受け付けは午前9時から午後3時半)
  • 休館日
    • 毎週月曜日(祝日、振替休日の場合は翌平日)
    • 年末年始(12月29日から1月3日)
      ※公園内の入園はいつでも可能です。
  • 入館料 無料
    (体験学習は有料のものあり)
  • 住所
    〒399ー6461 塩尻市大字宗賀388番地2
  • 体験学習の様子「写真」
    (写真は勾玉づくりと火おこし体験)

平出遺跡公園の風景

 平出遺跡公園は芝生が広がる大きな広場となっており、とても心地よい場所です。入園無料ですので、お散歩や外遊びなどで気軽にご利用ください。
※体験学習以外での火気の使用は禁止です。

「写真」第36回塩尻市観光フォトコンテスト金賞
※体験などの詳細は、市ホームページ(URL http://www.city.shiojiri.lg.jp/)から「トップページ」→「楽しむ・学ぶ」→「博物館・資料館」→「平出遺跡公園ガイダンス棟」をご覧ください。「QRコード」

平出博物館

 平出遺跡の歴史や出土した資料の展示などを行っています。定期的に企画展も行っていますので、ぜひお越しください。「写真」

  • 開館時間 午前9時から午後5時
  • 休館日
    • 毎週月曜日(祝日、振替休日の場合は翌平日)
    • 年末年始(12月29日から1月3日)
  • 入館料 大人300円(中学生以下は無料)
  • 住所
    〒399ー6461 塩尻市大字宗賀1011番地3

※詳細は、市ホームページから「トップページ」→「楽しむ・学ぶ」→「博物館・資料館」→「平出博物館」をご覧ください。「QRコード」

平出にある古代のロマン 平出博物館館長にインタビュー

 縄文時代と聞いて、皆さんはどのような時代を思い浮かべますか。平出遺跡からどんなことが分かるのか、また、その魅力は何かを平出博物館館長にインタビューしました。

平出博物館 館長 小松 学「写真」
時代を想像するロマンや、支え合いの文化に触れてほしい

当時を想像する楽しさ

 縄文文化は「狩る」「食べる」「寝る」だけの原始的な生活のイメージが強い人が多いと思います。しかし、縄文文化には、今や海外にも評価されているような魅力もあります。
 例えば縄文土器。芸術家の岡本太郎の「芸術は爆発だ」という言葉は、実は縄文土器を見て放った言葉です。弥生時代以降の土器は、実用性を重視した機能美としての魅力がありますが、縄文土器は装飾美としての魅力があります。ただ道具として作るだけでなく、そこに必要のない装飾を施す。作った縄文人の精神が反映されており、当時の生活にゆとりがあったことを感じさせます。この装飾美が海外でも高く評価されています。
 もう一つ魅力として挙げられるのは、当時を想像する楽しさです。文字も写真もない時代なので、土の中に残された生活の痕跡を基にその時代の様子を推測するしかありません。例えば、土偶は日常生活において実用性がありません。儀式に使われていたのか、それとも別の用途だったのか。明確に分からないことを想像する、これも縄文文化をはじめとする古代の面白さです。
「イラスト」資料をもとに縄文時代をイラストで再現。想像を膨らませることも楽しさの一つです。

自然・他者と共生した支え合いの文化

 縄文時代には、支え合いの文化があり、現代の人たちが見習うべき点が多くあります。
 縄文文化は、約1万年続いた文化として世界でも類を見ない長い歴史を持っています。なぜ1万年も続いたのか、それは、縄文人が自然や他者との共生ができていたからではないでしょうか。生活に欠かせない道具を作る材料や食料は必要な分だけ採取し、残った分は翌年の糧として保存する。また、集落と集落の間に共同で利用できる入会地を作ることで、違う集落の人間とも共生を図っていたのではないかと考えられています。その結果、争いが起きず1万年もの間続いたのだと思われます。
 まずは、平出遺跡公園に遊びに来てください。公園の空気は心地良く、ガイダンス棟での体験コーナーも充実しています。ぜひお越しください。
「写真」昭和から始まった平出遺跡の発掘調査によって、数多くの資料が出土しました。博物館では、平出遺跡のほかにも、市内のさまざまな場所から発掘された資料が見られます。ぜひ一度お越しください。

五千年の営みを伝える平出遺跡

 茅野市の尖石遺跡、静岡県の登呂遺跡と並び、かつては「日本三大遺跡」と呼ばれていた平出遺跡。本格的な発掘調査は旧宗賀村時代の昭和25年に始まり、考古学以外に地学、古生物学、建築学、民俗学など各分野の専門家が参加して一つの遺跡の解明を目指すという、当時ほとんど例がない総合学術調査という手法が用いられました。
 現在は縄文時代のイメージが強い平出遺跡ですが、発掘のきっかけとなった資料は、緑りょくゆうすいびょう釉水瓶という平安時代の祭器でした。その後、発掘調査を進めると縄文時代、古墳時代のものと考えられる土器や住居跡も次々発見され、平出遺跡は、縄文、古墳、平安の三つの時代に大きな集落が営まれていたことが分かります。これは全国の遺跡の中でも珍しく、この地域が住みやすい環境であったと考えられます。
「写真」緑釉水瓶
「写真」昭和20年代の発掘調査の様子。

土器は模様も用途もいろいろ

 縄文土器は、基本的には煮炊きに使われるものですが、土器によっては違う用途のものもあります。また、形もさまざまで、同じものを作ろうとしても真似できない精巧な模様が施されています。
 平出遺跡公園ガイダンス棟では、土器づくり体験を行っています。また、不定期で本格的な土器づくり講座も開催していますので、ぜひ挑戦してみてください。
顔面把手付(がんめんとってつき)土器「写真」
人の顔の模様がついたことからこの名前がついた土器。
深鉢形(ふかばちがた)土器「写真」
縄文時代には、住居出入り口付近の床下に土器を埋める「埋甕(うめがめ)」という風習があり、この土器も埋甕に用いられていた。
深鉢形(ふかばちがた)土器「写真」
精巧な模様が施された土器。四つの突起部分には、鳥の顔のような表現が見られる。
有孔鍔付(ゆうこうつばつき)土器
用途がまだ解明されていない土器。太鼓または酒造具として用いられたのではないかと推測されている。

12年ぶりに塩尻開催!縄文シティサミットinしおじり

 縄文都市連絡協議会に加盟する17都市の交流会に併せて、市民の皆さんにも全国の縄文文化の魅力を発信します。「写真」

  • 日時 8月31日土曜日 午後3時から5時40分(午後2時半入場開始)
  • 場所 レザンホール中ホール
  • 内容
    • 記念対談「土偶にみる縄文人の世界観」
      • 講師 小林 達雄さん(國學院大学名誉教授)譽田(こんだ)亜紀子さん(フリーライター)
    • 首長討論「縄文人の精神文化を今につなげる」
      • コーディネーター 会田 進さん(前長野県考古学会会長)
      • 登壇者 各都市首長

※申し込み、参加費は不要です。

ひらいで遺跡まつり「写真」

  • 日時 9月1日日曜日 午前10時から午後2時(小雨決行)
  • 場所 平出遺跡公園
  • 内容
    • たいけん広場 勾玉づくり、火おこし、木・石・紙のクラフト、宝石探し ほか
    • あそびの広場 大道芸、ふうせんパフォーマンス、水ヨーヨー、シャボン玉遊び ほか
    • まなび広場 ひらいでの里ウォーク、クイズラリー、展示会 ほか