ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 企画政策部 > 秘書広報課 > 広報しおじり平成31年1月号テキスト版3ページから5ページ

本文

広報しおじり平成31年1月号テキスト版3ページから5ページ

ページID:0001821 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

広報しおじり2019年1月号テキスト版3ページから5ページがご覧になれます。

新春 市長インタビュー

100歳の塩尻市に向けて

 今年で市制施行60周年を迎える本市。この節目の機会に、元気な100歳の塩尻市を目指して、現在行っている取り組みや、今後どんな取り組みが必要なのかなどを、市民リポーターの竹澤さんが市長にお聞きしました。

塩尻市 小口 利幸「写真」
町区在住。平成14年10月に6人目の塩尻市長として就任し、昨年10月から5期目をスタートした。「確かな暮らし 未来につなぐ田園都市」の実現を目指す。

市制60周年を迎えて

竹澤 塩尻市は今年で市制施行60周年を迎えます。それに併せて、今回は「100歳の塩尻市に向けて」をテーマに小口市長に話をお聞きします。少子高齢化や人口減少などが課題となる中ではありますが、こうして節目の年を迎えられたのはとても誇らしく、うれしいことですね。

市長 確かにとても誇らしいことです。光栄なことに50周年も私が市長として迎えたのですが、その際には市役所の駐車場に阿禮神社例大祭の舞台が揃い、お祝いをしました。早いものであれから10年、今後も100歳の塩尻市を目指してより良い自治体でありたいと思いますね。

竹澤 長年、塩尻市に住んでいる小口市長ですが、昔と今を比べて変わったなと感じる部分はありますか。

市長 学生時代は、県外に出ていました。帰省する時は電車を利用して夜に着くように帰っていましたが、その時にはもう商店街が暗いんですよね。それが少し寂しく感じていました。あれから月日がたって、市民交流センターが建設されるなどして、夜の商店街も少し明るくなったと感じています。
 また、平成17年に楢川村と合併したおかげで、奈良井宿と木曽平沢の漆工町が塩尻の特徴的なブランドだと胸を張って言えるようになりましたね。これらは国や文化庁が認めた重要伝統的建造物群保存地区で、一つの市の中に二カ所の保存地区があるのは、全国的にもかなり珍しいです。こういった部分もここ10年くらいでの大きな成果ではないでしょうか。

子育てしたくなるまち日本一を目指して


竹澤 塩尻市が100歳になっても元気で魅力のあるまちであるためには、住んでいる人が元気なことが必要不可欠だと思います。小口市長は現在、「子育てしたくなるまち日本一」を目指して子育て支援に力を入れていますが、今後の塩尻市を支える世代の支援について、考えをお聞かせください。

市長 私が行政の道に進もうと思ったきっかけが、子どもたちに元気よく育ってほしいという強い思いからでした。なので、「子育てしたくなるまち日本一」を目指すことは私の信念であり、政策のあらゆる部分に反映させています。例えば、未満児の保育については、本来保育士1人あたりの未満児の定数は6人ですが、塩尻市では独自に保育士を雇用し、保育士1人あたりの定数が3人になるように調整をしています。

竹澤 私には現在保育園に通っている子どもがいますが、塩尻市は親を対象とした交流の場や、地域で子育てをしていくという考えが浸透してきていて、子育てがしやすいなと感じています。

市長 ありがとうございます。中には、近隣市町村や都会からIターン(都会出身者が出身地から出て地方に移り住むこと)で来てくれた夫婦などもいると聞いています。親子で移住していただけると、人口の増加にもつながりますし、そういった人たちから子育て支援について意見をいただけるのはとても誇らしいですね。

生涯を通して元気でいるために

竹澤 100歳の塩尻市を迎える頃には、現在働き盛りの人たちも高齢になります。いつまでも元気でいるためには、日ごろの取り組みが必要かと思いますが、市長の考えをお聞かせください。

市長 現在建設中の新体育館、こちらは子どもから大人まですべての人たちが生涯現役でいるために活用される施設を目指します。競技用のスポーツから簡単なウオーキングまで、気軽に体を動かすことのできる場所になればよいですね。また、「健康ポイント制度」も活用していただければと思います。これは、健診や運動講座などを受けると健康ポイントが配布され、商品やサービスなどと交換ができるという制度です。現在、制度設計を進めていますので、近いうちに紹介したいと考えています。

竹澤 医療機関で働いているということもあり、私も健康については気を使っているのですが、多忙な中でも体調を崩さずに仕事をしている市長の元の秘訣を教えていただきたいです。

市長 継続して運動することと、自らの仕事に目標とやりがいを持ち、充実した日々を過ごすことですね。

地域循環型エネルギー施設「信州Fパワープロジェクト」

竹澤 昨年に発電施設が着工され、本格稼働が近づいてきた信州Fパワープロジェクトも、今後の塩尻市が元気であるために活用できる取り組みの一つではないでしょうか。

市長 信州Fパワープロジェクトは、昨年の10月に3年遅れで発電所の建設が始まりました。発電所が本格稼働を始めれば、明確な地域循環型エネルギー施設が出来上がります。発電量は約2万6千世帯分ですから、塩尻市のほぼすべての世帯と企業の電気を工面できる計算になります。また、Fパワープロジェクトについては、施設が出来上がったら終わりではなく、そこからがスタートです。発電の基になる木材のチップが供給されなければ施設が回っていきませんから、市内外の森林から木材を供給できるシステムを作り上げなければいけないんですよね。これは極めて大切な仕事であり、確立することができれば、今後の塩尻市の未来のために重要な役割を持つと考えています。

未来に向けて五期目の意気込み

竹澤 最後になりますが、市長は昨年10月に五期目のスタートを切りました。未来に向けての意気込みについて教えてください。

市長 やるべきテーマはいくつかありますが、先ほどお話した信州Fパワープロジェクトについては、このプロジェクトが林業再生のスタートとなり、大きな役割を持つと考えていますので、今後ともしっかりと進めていきたいですね。
 また、市の知名度のアップも考えています。株式会社ブランド総合研究所が実施した「地域ブランド調査2017」によると、日本にある814の市と区の中で、塩尻市の知名度は408番目と言われています。この知名度を良い意味で200番以内にしたいですね。今は日本ワインの注目度が上がってきていますので、その追い風を利用したり、木曽漆器産業や奈良井宿などのブランドを利用したりしながら、知名度が高く、住んでみたいと思えるような塩尻市を目指していきたいです。

市民リポーター 竹澤 加世子さん「写真」
みどり湖在住。平成30年4月から市民リポーターを務める。言葉と心を大切にしたいと考え、子育てや人間関係を通して感じたことを「筆文字アート」としてつづっている。