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広報しおじり平成30年9月号テキスト版2ページから5ページ

ページID:0001772 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

広報しおじり2018年9月号テキスト版2ページから5ページがご覧になれます。

特集 災害への備えできていますか

 9月1日は「防災の日」です。自分や家族の安全を守るため、この機会に災害について考えてみませんか。
問い合わせ 危機管理課危機管理係 直通電話0263-52-0607
「写真」 平成18年7月の豪雨災害で氾濫した池ノ沢(奈良井)

身近に迫る災害の危険

 自然は貴重な恵みを私たちにもたらしますが、時として人知を超えた災害を引き起こす危険性があります。
 平成18年7月の豪雨災害は、楢川地区、北小野地区で特に大きな被害をもたらし、土砂災害による家屋の全壊が5棟、床上浸水4棟、床下浸水92棟などの被害が発生しました。さらに今年の7月には、西日本を中心に大きな被害をもたらした豪雨災害が発生し、市内では幸い大事には至らなかったものの、楢川地区の一部に「避難準備・高齢者等避難開始」が発令され、実際に約10人が公民館に避難しました。
 その他にも、26年には大雪に見舞われ、交通障害や農業施設への被害が発生するなど、平穏な日常と隣り合わせに、常に災害の危険性は私たちの近くに潜んでいます。

今後発生するリスクの高い災害

 市では、市内で起こり得る災害の被害を想定する「塩尻市防災アセスメント調査」を28年度に実施しました。この調査により、特に被害が甚大であると予想された災害は、地震です。
 特に、糸魚川―静岡構造線断層帯(全体)と境峠・神谷断層帯(主部)の二つの断層帯を震源とする地震が発生した場合、最大震度6弱の地震が発生し、極めて大きな被害がもたらされる可能性があることが判明しました。政府の地震調査委員会が発表している「全国地震予想地図」2018年版においても、本市で今後30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率が37.5%とされていることなどから、これから先に発生する災害のリスクは避けられません。

日頃からの備えが大切です

 災害の発生を防ぐことはできませんが、大切な命を守り、被害を最小限に防ぐためには、できる限りの対策を進めることが重要です。本市では、毎年の防災訓練の実施のほか、防災ハザードマップの配布、緊急メールしおじりの運営など、市民の皆さんに向けた防災対策を進めています。次ページでは、家庭で簡単に行える防災対策について紹介していますので、いざという時に備えて、今できることをしておきましょう。

「地図」境峠・神谷断層帯(主部)
「地図」糸魚川ー静岡構造線断層帯(全体)
※赤線は、おおよその断層帯の位置です。

塩尻消防署 小松 貞孝さん「写真」

防災意識を持つだけでなくできることから行動を

 東日本大震災の時に、緊急消防救助隊として被災地に出向し、悲惨な現場での活動を行いました。この経験を含め、これまでの活動を通して感じたのは、家庭での防災対策の大切さです。
 まずは、今できることから行動しましょう。例えば、非常用食料として、長期保存用食料を備蓄することも大切ですが、一つの手段としては、家族の好みの食べ物を数日分を目安に購入し、普段の生活の中で消費しながら、期限を確認して補充する。こうすることで、日常の中で無理なく防災対策をしつつ、防災に対する家族の会話のきっかけ作りにもなります。また、被災時に家族で好きな食べ物を口にすることで、家族の連帯感を高めストレスの軽減につながります。
 その他、自宅で被災した時にガラスの破片などから足を守るため、リビングや寝室に運動靴を置いておくことも、すぐにできる大切な防災対策ですね。

いざという時のために

 市で行っている防災対策の一部をご紹介します。有効活用して、災害に備えましょう。

防災行政無線の放送内容を電話で確認

 防災行政無線によって放送した内容を24時間以内であれば確認できる電話番号を用意しています。通話料は無料となっていますので、ぜひご活用ください。

  • 電話番号 電話0800-800-4301(フリーアクセス)
    ※フリーアクセスの電話番号で放送内容の確認ができるのは、県内から電話をかけた場合のみとなっています。「写真」

防災タウンページの活用を

 NTTタウンページ株式会社と協力し、「塩尻市版防災タウンページ」を発行しています。こちらには各地区の地図上に避難場所と公衆電話などの位置が掲載されています。「写真」
※配布されていない場合は、NTTタウンページ株式会社(電話0120-50-6309、フリーダイヤル)までお問い合わせください。

ハザードマップの活用を

 地域ごとの地震による揺れやすさや災害危険場所、避難場所、避難時の心得などの情報をまとめた「塩尻市ハザードマップ」を配布しています。この機会に地域で起こり得る災害の種類や危険性について、ご家族や地域の住民同士でぜひご確認ください。

  • 配布場所
    市保健福祉センター2階危機管理課、各支所
    ※市ホームページにある「しおじりマップ」を使って、パソコンやスマートフォンなどから確認することも可能です。
    ※30年度中に更新を予定しており、来年度中に全戸配布する予定です。「写真」

緊急メールしおじりへの登録を

 災害などの情報を発信する「緊急メールしおじり」を運営しています。利用登録をしていただくことで、配信情報の中から必要な情報を受け取ることができます。

  • 配信情報 火災、事故、災害(地震・土砂災害・豪雪など)、気象情報、防犯(特殊詐欺情報・不審者情報など)、その他(行方不明者など)
    ※利用登録方法については、市ホームページ(URL  http://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/kikakuseisaku/hisyokoho/kinkyumail.html)をご覧ください。「QRコード」

今日から始める 家庭でできる防災術

 「もしも」の時に備えて、家庭で簡単にできる防災対策をご紹介します。

1 日常備蓄

 普段生活する上で必要な食料品などを常に少し多めに買っておく「日常備蓄」。
 普段の生活の中で使い、使ったらまた買い足すという簡単なサイクルで手軽に災害に備えることができます。「写真」

日常備蓄の目安
  • 食料品(3日分)
    • レトルト用品
    • 缶詰(主食・果物)
    • 乾麺、即席麺 など
  • 水(2リットル×12本)
    • 飲料用
    • 調理用

2 複数の情報収集ツールの活用

 災害発生時に備え、日頃から複数の情報収集の手段を確保しておくことが大切です。防災行政無線や緊急メールしおじり、テレビのデータ放送やスマートフォンの各種防災アプリなども便利です。「写真」

3 家具の転倒防止器具を設置

 地震が発生した時、家具の転倒を防ぐ「転倒防止器具の設置」。
 今後発生が予想される震度6弱以上の地震では、固定されていない家具が大きく動き転倒する危険性があります。「写真」

4 家族の連絡手段の確認

 災害時、携帯電話などでの通話がつながらなくなる可能性があります。「災害用伝言ダイヤル171」を活用するなど、普段からいざという時の連絡手段を確認しておくことが大切です。「写真」

10月21日日曜日 長野県総合防災訓練に参加してみませんか

 市では、「自助」「共助」の考え方に基づいた、住民参加型の訓練を毎年実施しています。今年度は、長野県と連携して訓練を実施します。地域の皆さんの積極的な参加をお願いします。

  • 時間 午前8時から午後1時
  • 場所
    • メイン会場 中央スポーツ公園
    • サブ会場 市保健福祉センター、小坂田公園、総合運動場、信州まつもと空港
      ※詳細については、広報しおじり10月号に折り込み予定の案内をご覧ください。

各地区などでも個別に訓練を行っています

 このほかにも、9月1日の防災の日を中心に、毎年各地区などで防災訓練が数多く行われています。災害への対処法を学ぶ良い機会ですので、ぜひご参加ください。

  • 29年度の県総合防災訓練の様子「写真」
    危機管理課 井出 睦人「写真」
    家族や自分の安全を守るためにも、ぜひ参加しましょう。

「もしも」の時の助け合い 塩尻市避難行動要支援者登録制度

 「もしもの時、一人で避難できない、誰かに助けて欲しい」といった声に応えるための制度をご紹介します。

塩尻市避難行動要支援者登録制度とは?

 災害が発生した時に自力で避難することが困難な人を、地域の皆さんで支援する制度です。
 市では、支援を必要とする人に登録していただき、その情報を地域の皆さんに提供し、災害発生時などに避難が迅速に行えるように制度の運営に取り組んでいます。

どんな支援が受けられるの?

  • 災害時
    ​近隣住民で事前に決めていた避難支援体制により、登録者に対して安否確認や避難情報の伝達、避難行動の支援、避難所への付き添いなどの災害時支援が考えられます。
  • 平常時
    • 地域の民生委員や区長が日ごろから見守りや声掛けを行い、登録いただいた人に必要な支援などを行います。
    • 災害発生時の避難誘導方法や登録者にとって必要な支援を、平常時から準備・確認をしておくことで、迅速な支援体制作りを行います。

制度の仕組み「図」

支援を希望する人 高齢者、障がい者、乳幼児、妊産婦、外国籍市民など

  1. 登録
    市役所福祉課 登録者名簿の作成と管理
  2. 情報の提供
    地域の皆さん 区長、民生・児童委員、自主防災組織、警察など
  3. 支援
    • 災害時 安否確認、避難の支援
    • 平常時 日頃の声掛け

登録するには?

 広報しおじり9月号に折り込みされている「塩尻市避難行動要支援者登録名簿 登録申請書兼登録票」に記入の上、市保健福祉センター1階福祉課または各支所までお持ちください。
※区独自で同様の取り組みをしており、すでに区に登録などをされている人も、市制度への登録をお願いします。
※一度登録されている人の再申請の必要はありません。

福祉課 折井 勇介「写真」
 登録いただくことで、誰を、誰が、どこに避難させるかといった具体的な支援方法や、必要な支援について事前に考えることができます。

地域で安心して暮らすため

 災害時避難支援の基本は、日頃からの地域の助け合いです。いつ、どのように起こるか分からない災害に備えて、日頃から近所付き合いを大切にするとともに、事前に避難場所の確認をしたり、支援が必要な人は塩尻市避難行動要支援者登録制度に登録したりするなどの準備をしておきましょう。
 自分たちや周りの人と協力し、安心して暮らせる塩尻を一人ひとりの協力で築いていきましょう。

少しでも不安のある人は登録を

Interview 支援者の声

片丘区民生委員山崎 昭子さん「写真」
 塩尻市避難行動要支援者登録制度は、災害発生時に登録者が必要な支援を受けることができるとても良い助け合いの制度だと思います。
 普段は民生委員として定期的に声掛けをしながら各家を見回っています。最近は、猛暑が続いているので、そういった時にも見回りに行っています。見回りの時には、登録されている人が元気になれるような声掛けを心がけています。今後、一人暮らしをしている人など、少しでも避難に不安がある人はぜひ登録してほしいですね。