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広報しおじり平成30年8月号テキスト版2ページから5ページ

ページID:0001760 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

広報しおじり2018年8月号テキスト版2ページから5ページがご覧になれます。

特集 地域と子どもを育むコミュニティ・スクール

 平成28年4月1日から、市内全小・中学校で始まったコミュニティ・スクール。
 今回は、コミュニティ・スクールによる地域づくりについてお知らせします。「写真」
問い合わせ 教育総務課教育企画係 電話0263-52-0280 内線3111

地域と学校が連携して子どもたちを育てる

 コミュニティ・スクールは、地域の皆さんの声を学校運営に積極的に反映させることにより、地域と学校一体となって特色ある学校づくりを進めていくための仕組みです。
 現在、子どもたちの教育環境は、少子高齢化や核家族化、いじめの問題、教育における情報通信技術の活用といったさまざまな課題があり、これに伴う教職員の負担も増加しています。また、社会的な動向では、人口の減少、地域社会のつながり・支え合いの希薄化、貧困問題、児童虐待の増加などの問題があります。子どもや学校が抱える課題の解決や、未来を担う子どもたちの豊かな成長のために、社会全体で教育に取り組むことが重要です。

(グラフ)全国のコミュニティ・スクールの数

H24年 1,183校
H25年 1,570校
H26年 1,919校
H27年 2,389校
H28年 2,906校
H29年 3,600校
H30年 5,432校
出典:文部科学省コミュニティ・スクール導入状況調査

塩尻市のコミュニティ・スクール

 こうした状況の中、地域の人が学校の運営に参加できるコミュニティ・スクールの導入が全国で進んでいます。設置校は年々増加し、長野県内では67校で導入されています。(30年4月1日現在)
 本市では、平成28年から市内の全小・中学校でコミュニティ・スクールを導入しています。本市が設置するコミュニティ・スクールには、地域を中心とした学校運営協議会と地域教育協議会という2つの組織があります(図1参照)。
 学校運営協議会は、保護者や地域、教職員の代表などで構成され、熟議を通して多くの人の意見を学校運営に反映させながら、課題解決を目指します。地域教育協議会は、学習支援や読み聞かせ支援、登下校の見守り活動など、学校支援ボランティアとして直接子どもや教職員と関わりながら、地域と学校とで共通の目標を持ち、学校運営に携わります。

(図1)塩尻市のコミュニティ・スクールのイメージ図

特色を生かして地域と子どもをつなぐ学校

 コミュニティ・スクールを通じて地域の人たちが学校運営に参加することにより、子どもたちは学校だけでなく、地域の多様な人たちと関わり、さまざまな経験を重ねていく中で、「社会を生き抜く力」と「郷土への誇りと愛着」を育んでいきます。
 また、地域にあるさまざまな人材や資源、産業は、コミュニティ・スクールの活動で子どもたちが触れることにより、改めてふるさとの良さを再発見したり、地域の人が活躍できる場が生まれたりすることになり、地域活性化にもつながっていきます。コミュニティ・スクールの取り組みは、学校が多世代間の交流や生涯学習の場の中核となって、新たな地域の絆や力を生む場所作りにもなります。
 本市の小・中学校では、それぞれの地域の文化や産業、人材などを学校づくりと地域づくりにともに生かそうとさまざまな活動が行われています。次ページではその活動の一部を紹介します。

「写真」地元の人から、郷土の伝統文化や歴史を学ぶなど、コミュニティ・スクールを通じて地域と子どもたちが関わり合うことにより地域活性化にもつながります。

地域の特色を生かした活動の一部を紹介します

中庭芝生プロジェクト

片丘小学校
 張り替え工事により使われなくなったアルウィンの芝生を譲り受け、子どもたちや学校の先生、地域の人たちが一緒になって学校の中庭に張りました。今後は、全校で給食を食べたり、集会を開いたり、またコンサートを開催して学校と地域の人たちが集える場所にするなど、中庭の活用を考えています。
「写真」学校と地域の交流の場として活用します。
「写真」みんなで力を合わせて芝生を張りました。

ふるさとキャリア教育

木曽楢川小学校
 地域の代表的な産業である漆器産業に誇りと愛着を持ってもらうため、伝統工芸士の人たちの指導で漆塗りを体験。また楢川地区の一大イベントである木曽漆器祭・奈良井宿場祭では、自分たちが塗った漆器を販売したり、学校をカフェとして開放し観光客をもてなしたりするなど、地域を盛り上げるために活動しています。
「写真」地域の伝統産業を体験しました。
「写真」子どもたちが観光客をもてなしました。

地域PRキャラクター

両小野中学校
 両小野地区では、保育園と小・中学校が一体となり、「両小野学園」と呼ばれる保小中一貫教育を進め、地域発信・創造型の教育に取り組んでいます。地域活性化に取り組む学習では、「うとう」というPRキャラクターを開発しました。今後、空き家対策をはじめとした地域の広報活動も行っていきます。
「写真」アントレプレナー(起業家)学習の発表会
「開発したうとうグッズ」

カリヨンタイム

広陵中学校
 地域の人たちが講師となり、さまざまなジャンルから自分の興味がある講座を選んで取り組む総合学習「カリヨンタイム」。生け花や和菓子作りなど、さまざまな講座で学びます。また、地域の特産品であるブドウの栽培や、大学生による放課後学習支援などもコミュニティ・スクールの活動として行われています。
「写真」カリヨンタイムでさまざまな体験をします。
「写真」みんな生き生きと活動しています。

皆さんの声をお聞きしました

広陵中学校3年生

塩川 翔(かける)さん(左)「写真」
上野 響太郎さん(右)「写真」
 地域の人から教わりながら、自分たちで工夫して遊ぶ室内レクを学びました。いろいろな人とコミュニケーションがとれるのは楽しいです。講座ではデイサービスの人たちに手品や歌などを披露する機会もありました。最初は緊張したけれど、皆さんが喜んでくれてよかったです。

学校支援コーディネーター

土川 修さん「写真」
 学校支援コーディネーターとして地域と学校の橋渡しをしています。子どもたちと関わりを持てるのはうれしいですね。コミュニティ・スクールを通じて、地域の人たちがより学校に目を向けてくれるようになりました。今後も気軽に学校行事などに参加してほしいですね。

小学校・中学校PTA

八島(やじま) 思保(しほ)さん「写真」
 コミュニティ・スクールを通じて地域の知り合いもでき、交流する機会が増えました。子どもたちのコミュニケーション能力や社会性の向上にもつながると思います。もっとコミュニティ・スクールを知ってもらい、PTAや地域の皆さんなど多くの人たちに参加してほしいですね。

学校支援ボランティア

城井(きい) 美保さん「写真」
 学校支援ボランティアとして読み聞かせや図書館の支援、見守り活動などをしています。日常を離れて子どもたちと時間を共有できたり、たくさんの人と知り合えたりすることが魅力だと思います。今後も自分のペースで楽しみながら、ボランティアを続けていきたいと思います。

コミュニティ・スクール公開講座に参加してみませんか

※申し込み不要で、どなたでも参加することができます。
※場所はいずれも総合文化センター1階講堂です。

8月25日土曜日 午前9時半から10時半 内容 吉田地区活性化ゆるキャラづくり実践報告と活用に向けた取り組み 発表校 吉田小学校
8月25日土曜日 午前10時50分から11時50分 内容 学校区の史跡や特色などを言葉と絵でまとめた「東っこカルタ」の地域と学校による活用 発表校 塩尻東小学校
11月17日土曜日 午前9時半から10時半 内容 アルウィンの芝を学校の庭に植え直し、地域と学校が一体となる中核の場づくりに向けた取り組み 発表校 片丘小学校
11月17日土曜日 午前10時50分から11時50分 内容 旧学有林(現区有林)を整備し、地域と学校が一体となる中核の場づくりに向けた取り組み 発表校 宗賀小学校
12月15日土曜日 午前9時半から10時半 内容 学区大門商店街の活性化のために、地域のみなさんに働き掛けながら取り組む小学生の地域おこし 発表校 塩尻西小学校
12月15日土曜日 午前10時50分から11時50分 内容 学区「たのめの里」の活性化のため、地域のみなさんに働き掛けながら取り組む中学生の地域おこし 発表校 両小野中学校
31年2月23日土曜日 午後2時半から4時半 内容 各校のコミュニティ・スクール実践発表(ポスターセッション)と市長対談「コミュニティ・スクールを活用した塩尻市のまちづくりとこれから」 発表校 市内各小・中学校