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広報しおじり平成30年5月号テキスト版2ページから7ページ

ページID:0001724 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

広報しおじり2018年5月号テキスト版2ページから7ページがご覧になれます。

特集 新たなワクワクは次のステージへ -新体育館の基本設計が完成-

 平成33年に完成予定の新体育館の基本設計ができました。どんな施設になるのか、今回はその概要をご紹介します。「完成予想図」
問い合わせ 新体育館建設プロジェクト 電話0263-52-0280 内線3125
※年号は、便宜上「平成」を使用しています。

平成33年完成予定の新体育館

 昭和42年に建設された現在の市立体育館は、建設からすでに50年以上経過し、施設が老朽化していることや、天井の高さ、コート外のスペースなどが競技規則を満たさないことなどの問題点を抱えています。また、スポーツ競技人口も市立体育館の建設当時から増加しており、市立体育館の土・日曜日および祝日の申し込み倍率は、約2.5倍となっています。市内の学校体育館の有効活用を図っているものの、市民が満足に運動機会を得られる環境ではありませんでした。
 このような状況から検討を進めた結果、平成27年に新体育館の建設が決定し、このたび、29年8月から進めていた諸室の配置や仕様など建物の基本プランをまとめた基本設計が完成しました。今後は、この基本設計に基づき、建物などの詳細部分を決定する実施設計を行い、平成33年の完成に向けて建設を進めていきます。

さまざまな活用を想定した施設

 新体育館は、「ひとが集う施設」「未来への夢を描く施設」「地域を発信する施設」を基本コンセプトにしています。子どもから大人まで、高齢者や障がい者などあらゆる世代の人が集い、スポーツを楽しみ、また、スポーツ以外でも気軽に利用できる施設を目指します。
 具体的には、メインアリーナとサブアリーナのほか、休憩スペースや交流スペースとして利用できる「スポーツフォーラム」、体育館の周辺には公園を整備するなど、さまざまな目的で利用できるように整備します。
 メインアリーナは、県大会や市民競技レベルに対応できるように設計するほか、各種イベントなど競技スポーツ以外の多様なニーズにも対応します。
 また、あらゆる人が安心して訪れることができるよう、バリアフリー、ユニバーサルデザインを採用するほか、キッズルームや授乳室といった、子どもや保護者が快適に利用できる設備を備え、さまざまな世代に「する」「みる」の機会を提供できるよう整備していきます。
 このほか、災害時に避難所としての利用を想定しているため、防災用品を保管する備蓄倉庫や、非常用発電機、マンホールトイレなどの設置を計画しています。
 次ページからは、新体育館の具体的な計画をご紹介します。

人が集い、つながる「コミュニティアリーナ」

アリーナ内が全て見通せる施設設計を追求

 新体育館は、メインアリーナやサブアリーナだけでなく、トレーニングルーム、さらには外にいる人たちが、新体育館で交流をつくり出す「コミュニティアリーナ」として設計されています。
 これは、アリーナ内はもとより、公園などの外からも体育館の様子がうかがえる仕組みにすることで、新たなつながりや興味のきっかけをつくり、交流を生む狙いがあります。
 例えば、外の公園で遊んでいる人が、スポーツフォーラムで休憩し、アリーナコリドーへ向かいます。そこからアリーナで行われているスポーツなどを見て興味を持ち、参加することで、新たな交流が始まるきっかけとなります。

メインアリーナからサブアリーナの様子がうかがえ、新たな交流のきっかけをつくります。「完成予想図」
エントランスホールからスポーツフォーラム、アリーナコリドーへ、気軽に足を運べる開放的な空間が広がります。「完成予想図」

新体育館 注目の機能

※設計は変更になる場合があります。

1階

メインアリーナ 43m×36m
  • 備蓄倉庫
    3日分の防災備品や、仮設トイレなどを備蓄できます。
  • 低床型観覧席(590席)
    1階アリーナから直接上がれる観覧席。臨場感を出しつつも、観客の安全を考慮した設計です。
  • 授乳室
    授乳用ソファーやオムツ交換台を設置します。
  • ボルダリングコーナー
    高さ約3mの壁をL字型に設置します。
アリーナコリドー

 メインアリーナとサブアリーナの間の通路で、双方を見渡せるスペースです。休憩所や応援スペースとしても利用できます。

サブアリーナ 21m×36m
  • トレーニングルーム
    外の景色を眺めながら運動ができる施設。市民の健康増進を図ります。
  • シャワールーム
    男女各3カ所のシャワー室のほか、車いすで利用できるシャワー室を男女各1カ所設置します。
  • スポーツフォーラム
    体育館のロビーとなるだけでなく、外で遊んでいる人たちの休憩スペースや、交流スペースとしても活用できます。
  • キッズルーム
    小さな子どもが屋内で遊べるスペース。キッズトイレも設置します。

2階

  • メインアリーナ観覧席(116席)
  • アリーナ内 冷暖房を完備
  • ランニングコース(全長約200m)
    2階の通路にランニングコースを設置。外の景色を見ながらランニングやウオーキングができます。
  • サブアリーナ観覧席(56席)
  • 車いす観覧席(8席)
    車いす用の観覧席を設けます。また、聴覚障がい者のために、マイクから発する音を補聴器へ伝える「ヒアリングループ」を採用しました。(1階多目的室1・2にも設置)

緑に浮かび上がる新体育館

誰でも気軽に楽しめる公園を

 新体育館は、スポーツをする人もしない人も、さまざまな目的の人が楽しみ、安らげる憩いの場となる公園を併せて整備します。
 公園は、体育館の西側に配置し、スポーツのコートや、自由に遊べる広場などを設計します。3×3(スリーバイスリー)やバドミントンのコート、陸上のミニトラック、ボルダリングができるスポーツ壁のほか、子どもたちが遊べる遊具を設置し、外でのびのびと活動できる公園を計画しています。
 また、利用者の憩いの場となるよう散策できる小道を整備するほか、ツツジやイチイ、シラカバなどさまざまな花、木を植栽します。
 併せて、公園を中心に広場を設置し、さまざまなイベントを開催できるよう設計するほか、広場の西端には穂高岳を眺望できる丘も整備します。
 新体育館の公園と、周囲の山並みを含めた緑の中に、新体育館が浮かび上がるようなデザインとなっています。

  • 受水槽、非常用発電機
    災害時は、460人分(3日分)の飲用水の確保や、3日分の電源を供給します。
  • シラカバ林
    屋内2階のランニングコースから眺められます。また、外から見るとシラカバ林の中に新体育館が浮かび上がります。
  • 駐車場 約250台
  • マンホールトイレ(15基)
    災害時用トイレとして活用します。
  • 車いす駐車場(5台)
    入口までひさしを設けることで、雨の日も濡れずに入場できます。
  • ぶどう棚キャノピー
    ブドウ棚をモチーフにしたキャノピー(ひさし)。利用者を迎える新体育館の顔です。
  • 子どもエリア
    小さなお子さんを中心に楽しめるエリア。水遊びができる噴水や、遊具、休憩ができる大きなひさし付きのウッドデッキを設置します。
  • 多目的な広場を整備
    3×3(スリーバイスリー)のコートや、ミニトラック、ボルダリングができるスポーツ壁など運動できる設備を整備します。
    ※3×3(スリーバイスリー)・・・3人制バスケットボールに正式なルールを設け、平成19年から正式競技種目として拡大しているスポーツ。
  • 憩いの森 休憩や散策ができる緑地コーナー
    さまざまな木や花を植栽し、利用者の憩いの場となるほか、散策用の小道を整備してウオーキングができるようにします。また、穂高岳が眺められるような丘も造ります。
  • 展望台 穂高岳の眺望
    ※設計は変更になる場合があります。

建設地「地図」

施設データ

  • 敷地面積 23,067平方メートル
  • 建築面積 5,450平方メートル
  • 延床面積 5,990平方メートル
  • 建物高さ 15.8m
  • アリーナ天井高さ12.5m以上
  • 主な施設
    • 1階 メインアリーナ、サブアリーナ、トレーニングルーム、キッズコーナー、スポーツフォーラム、アリーナコリドー など
    • 2階 ランニングコース、観覧席(全770席)
    • その他 アリーナ内冷暖房、非常用電源(3日間)、マンホールトイレ、駐車場(250台程度)

※新体育館の情報は、市ホームページ(URL http://www.city.shiojiri.lg.jp/)でも随時更新していきます。

設計者の思いを聞きました

 新体育館をどのような思いで設計したのか、どのような施設になることを期待しているのか。基本設計の担当者にお話を伺いました。

にぎわいを創出し、町の発展につながる施設に

INA・エーシーエ設計共同体 管理技術者 楠部(なんぶ)博政さん「写真」

 人が集う施設、多世代が交流する施設として、スポーツの利用以外にも活用できる「コミュニティアリーナ」というコンセプトのもと、アリーナやトレーニングルームなどさまざまな目的の利用者が、互いの活動を見渡すことができる仕組みづくりにこだわりました。
 トレーニングや休憩をしている人たちが、アリーナで行われているスポーツやイベントなどを見て興味を持ち、何かを始めるきっかけになることで、そこから新体育館を起点とした新たな交流、にぎわいが創出されることを期待しています。

「写真」基本設計のイメージとなる模型が完成。今後、展示予定です。