ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 交流文化部 > 平出博物館 > 遺跡の保存 <Preservation of ruins>

本文

遺跡の保存 <Preservation of ruins>

ページID:0003789 更新日:2021年6月28日更新 印刷ページ表示

国史跡指定地のうち、遺跡公園ガイダンス棟の前に広がる約5.6haの土地が公有化され、「5千年におよぶ平出の地」をテーマに「平出遺跡公園」の整備が行われました。以前の畑だった頃は、作物が植えられていた地表面から遺構(いこう)面までの深さが20cm程度と浅かったことから、遺構や遺物を保護するために、70cm前後の土が盛られました。クリなどの高木が植えられた場所は、根が影響しないよう防根シートが敷かれています。また、遺跡を学び、楽しむためのガイダンス棟を設け、まが玉作りなどの体験学習が行われています。
公園の中央部には、当時の生活の様子がわかるよう広場等を中心に7つの復元住居を並べた「生活復元エリア」と住居痕を示す「廃絶(はいぜつ)集落エリア」による、「縄文のムラ」を再現しました。さらに、西側に「古墳(こふん)時代の村」、東側に「平安時代の村」を整備し、時代の移り変わりを知ることができます。
目の前に広がる原っぱからは、縄文中期を中心に3百ヶ所ほどの住居跡等が発掘され、縄文から平安にかけての人々の暮らしを伝えています。

復元した縄文のムラの画像
縄文のムラ再現

公園整備イメージ図の画像
公園整備イメージ図

防根シートの画像
保護工事(防根シート)