高齢者用肺炎球菌ワクチンの接種について
最終更新日:2020年4月1日
高齢者用肺炎球菌ワクチンの予防接種を開始しました。
肺炎球菌による感染症
肺炎球菌による肺炎は、成人肺炎の25%から40%を占め、特に高齢者での重篤化が問題になっております。肺炎球菌は肺炎、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎、髄膜炎などを起こす細菌の一つです。
日本の死因第3位は肺炎です。しかも、肺炎により亡くなる方の95%以上は、65歳以上の方と言われております。
肺炎球菌ワクチン予防接種とは
高齢者の肺炎の中で、最も頻度の高い「肺炎球菌」という細菌感染を予防するワクチンです。肺炎球菌には、80種類以上の型がありますが、肺炎球菌ワクチン接種により、そのうち23種類に対して免疫をつけることができます。接種により、肺炎球菌による肺炎の8割に効果があるといわれています。ただし、肺炎球菌ワクチンは、肺炎のすべてを予防するワクチンではありませんが、接種することによって、重症化防止などの効果が期待されます。
令和元年度の対象者
令和2年4月2日から令和3年4月1日に65、70、75、80、85、90、95、100歳の年齢になる方
ご注意ください
令和2年3月31日より前に、高齢者用肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌ワクチン)を接種されたことのある方は定期接種対象外となります。また、ご自身が過去に接種を受けたか不明な方は、主治医に確認をお願いします。5年以内に再接種をすることで、初回接種よりも副反応(注射部位の疼痛・赤斑・硬結等)が強く出ると報告されていますので、過去の接種について確認して接種を受けて下さい。
接種期間
令和2年4月1日から令和3年3月31日
自己負担額
2000円
接種回数
1回接種
接種方法
接種対象年齢の方には予診票を郵送いたします。
※予診票が届いても、過去に高齢者用肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌ワクチン)を接種されたことのある方は、定期接種対象外となります。
1.事前に医療機関に予約をする。
2.市より郵送された予診票を持参し、接種を行う。
3.接種後、医療機関より渡される予診票の3枚目「接種済証」を大切に保管する。
市内実施医療機関
市内実施医療機関一覧 高齢者用肺炎球菌ワクチン(PDF:109KB)
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